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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

海賊対処第5次隊出港行事(H22.5.10)

 平成22年5月10日(月)、横須賀基地の吉倉桟橋において、ソマリア沖・アデン湾における派遣海賊対処水上部隊第5次隊(派遣部隊指揮官第1護衛隊司令 (1等海佐 篠村靖彦)、 護衛艦「むらさめ」(艦長 2等海佐 菅野正隆))の出港行事が行われました。
 出港行事には、楠田大蔵防衛大臣政務官をはじめ関係者ら約530人が出席しました。
 楠田防衛大臣政務官は訓示で、「諸官に課せられた任務は、『人類共通の敵』海賊と闘い、海上交通に安全をもたらし、この海域を利用する全ての国の繁栄の礎を築くという極めて重要かつ崇高な意義を有しております。各国の部隊と緊密に連携し、平素の訓練の成果を遺憾なく発揮して、これまで派遣された部隊の成果と実績をしっかりと継承し、我が国の代表として、立派に任務を完遂してください。」と激励しました。

 続いて、自衛艦隊司令官(海将 杉本正彦)が「派遣海賊対処行動水上部隊は、第1次隊が昨年3月末に任務を開始して以来、約1年2ヶ月が経過し、護衛回数は130回を超え、護衛した商船は約800隻に及んでおり、商船運航関係者をはじめ護衛対象船舶から多くの感謝の言葉を得ているところである。諸官は、各国から派遣されている部隊と共に、海洋の安全を確保するという重大な責務に強い使命感と確固たる信念を持って、篠村1佐の指揮のもと一致団結、その実力を遺憾なく発揮し、それぞれの職責を果たしてもらいたい。」と訓示しました。

 その後、花束贈呈などが行われ、最後に派遣部隊指揮官が「本日は盛大なる激励、お見送りを頂き、誠にありがとうございます。派遣隊員一同、この活動が我が国のみならず国際社会の安定と繁栄に寄与するとの、誇りと気合いを持って任務に邁進します。」と力強く挨拶しました。
 護衛艦「むらさめ」は横須賀音楽隊の演奏の中、多くの基地隊員や関係者、家族らに見送られながら整斉と岸壁を離れて行きました。
 派遣隊員の家族からは、岸壁から離れていく艦に向かって涙を浮かべながら「お父さん、気をつけて行ってらっしゃい。」、「頑張ってね!」と大きく手を振り、出港していく隊員を見送っていました。