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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

先代「しらせ」引渡し、曳航(22.2.10)

 平成22年2月10日(水)横須賀基地の吉倉桟橋において砕氷艦初代「しらせ」の引渡し式が行われ,、横須賀地方総監部幕僚長(海将補 畑田実)をはじめ自衛隊関係者、文部科学省、株式会社ウェザーニューズ社員ら約200名が参加しました。

 横須賀地方総監部幕僚長は「娘を嫁がせる父親のような心境ですが“SHIRASE”としての新たな船出は関係者の一人として、とても嬉しく思います。」と挨拶しました。続いて、文部科学省代表の丸山修一氏が「先代の「しらせ」は昭和58年から四半世紀にわたって多くの国民の皆様に愛されてきました。本日、長年母港としてきたこの横須賀の地を離れ、新たな活躍の地へ第一歩を踏み出す先代「しらせ」の更なる進化と発展を祈念します。」と挨拶しました。

 その後、株式会社ウェザーニューズ代表取締役会長石橋博良氏が「今、多くの人たちが環境問題に関心を持っている割には、観測の大事さが語られることがありません。そのようなことを愚直にやってきた先代「しらせ」の功績を考えると環境のシンボルとして第二の船出をさせることはできないだろうかという思いになりました。我々一民間企業といえども、先代「しらせ」に愛情を注いでこられた多くの方々の思いを重く受け止め、オールジャパンで環境を考えていくシンボルとして、第二の船出を立派に成し遂げることをお約束します。」と力強く挨拶しました。

 横須賀音楽隊の演奏する「蛍の光」で多くの隊員や関係者らに見送られ、「しらせ」は無線機や舵などの機材が除籍ですでに外されており、自力航行ができないため、ゆっくりとタグボートに曳航されながら母港であった横須賀港を旅立っていきました。