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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

最後のインド洋派遣艦艇「ましゅう」、「いかづち」帰国行事(22.2.6)

 補給支援特措法が1月15日をもって法的期限を迎え、補給支援活動を終了し、帰国の途についていた派遣部隊(指揮官 第7護衛隊司令 1等海佐 酒井良)の補給艦「ましゅう」(艦長 1等海佐 品川隆)と護衛艦「いかづち」(艦長 2等海佐 梅崎時彦)が2月6日(土)晴海ふ頭に入港し、帰国行事が行われました。

 帰国行事には、鳩山由紀夫内閣総理大臣をはじめ多くの関係者、隊員家族ら約830名が出席しました。

 はじめに、派遣部隊指揮官が北沢防衛大臣に対し「8年余りに及ぶ補給支援活動を総括し、ただ今帰国致しました。米国をはじめとする各国海軍との緊密な連携により、日本への深い信頼と、高い評価を得て、微力ながらも、我が国に安全保障の一翼を担えたものと自負しております。今回の我が派遣部隊の行動は平成13年11月、初のインド洋派遣以来、黙々と本任務を遂行してきた多数の隊員の努力の結晶の上に成り立つことを決して忘れず、この活動で得た教訓を活かして、今後の任務に邁進することを誓います。」と帰国報告をしました。

 その後、鳩山総理から派遣部隊に対し内閣総理大臣特別賞状と盾が授与されると、会場から拍手が沸き起こりました。鳩山総理は「諸官が任務を立派に遂行したことは、諸官の精悍で誇らしげな顔が物語っている。活動期間を通じて派遣部隊は諸外国海軍に対して高い運用能力を示した。内閣総理大臣として、この様な自衛隊・防衛省のプロフェッショナリズムを誇りに思う。」と訓示しました。

 続いて、北沢防衛大臣は「自衛隊のこれまでの活動を通じて培われた洋上給油をはじめとする高度な能力や技術は国際社会の平和と安定に対し重要な貢献を行わんとする我が国にとって、真に価値ある財産であります。」と訓示しました。

 最後に、自衛艦隊司令官が「インド洋における補給支援活動は、我が国が国際的なテロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に関与することを体現したものであり、関係各国から高い評価を得たことは諸官も現場において肌で感じたとおりである。隊員諸官は、この歴史的とも言える任務に参加し、自らが果たしてきた役割に大いなる誇りと自信を持ち、その貴重な経験を、今後の勤務の資とするとともに、更に精強な部隊の練成に向けて前進することを強く希望する。」と訓示しました。その後、来賓紹介と花束贈呈が行われ、帰国行事は滞りなく終了しました。