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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

ソマリア・アデン湾沖派遣艦艇出国行事(22.1.29)

 平成22年1月29日(金)横須賀基地の吉倉岸壁において、ソマリア沖・アデン湾派遣海賊対処行動水上部隊第4次隊として派遣部隊指揮官第6護衛隊司令(1等海佐 南孝宣)をはじめとする護衛艦「おおなみ」(艦長 2等海佐 大久保幸彦)の出港行事が行われ、楠田防衛大臣政務官をはじめ関係者ら約620人が参加しました。

 楠田防衛大臣政務官は訓示の中で、「諸官に課せられた任務は、人類共通の敵、海賊と戦い海上交通に安全をもたらし、この海域を利用する全ての国の繁栄の礎を築くという、極めて重要かつ崇高な意義を有しています。各国の部隊と緊密に連携をし、立派に任務を完遂してください。防衛大臣政務官として、諸官が志しを同じくする各国部隊とともに、世界に貢献していくことを心から誇りに思います。」と激励しました。

 続いて、自衛艦隊司令官(海将 杉本正彦)が「派遣海賊対処行動水上部隊は、昨年3月末に任務を開始して以来、約10ヵ月が経過し、護衛回数は100回を超え、護衛した商船は600隻に及んでいる。その結果は商船運行関係者をはじめ、部内外から高い評価を得ているところである。諸官は、各国から派遣されている部隊と共に、海洋の安全を確保するという重大な責務に、強い使命感と確固たる信念を持って、南1佐の指揮のもと一致団結、その実力を遺憾なく発揮し、それぞれの職責を果たしてもらいたい。」と訓示しました。

 その後、来賓紹介と花束贈呈が行われ、最後に派遣部隊指揮官が「皆様から頂きました励ましを力として、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動の任務を完遂すべく頑張って参ります。」と力強く挨拶しました。

 護衛艦「おおなみ」は多くの基地隊員や関係者、家族らに見送られ、横須賀音楽隊の演奏の中、横須賀の岸壁をゆっくりと出港していきました。
 派遣隊員の家族らは、岸壁から離れていく護衛艦「おおなみ」に向かって[お父さん、頑張ってね!」や 「気をつけて行ってらっしゃい。」と涙を浮かべながら大きく手を振り、出港していく艦を見送っていました。
 なお、護衛艦「おおなみ」は、翌日に佐世保を出港した護衛艦「はまぎり」と合流し、10月に出港した第3次隊と2月下旬に交代しました。