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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

砕氷艦「しらせ」出港行事(第51次南極地域観測協力)(21.11.10)

 平成21年11月10日(火)晴海埠頭において陽光の広がる青空の下、今年5月に就役した砕氷艦「しらせ」(艦長 1等海佐 小梅三津男)の第51次南極地域観測協力の出港行事(執行者 横須賀地方総監 海将 松岡貞義)が行われました。

 はじめに、飛行甲板において統合幕僚長(統合幕僚副長代読)が、「この新「しらせ」で新たな歴史の1ページを加えるよう任務に邁進してもらいたい。また、極地という厳しい環境の中で、過酷な任務に従事することとなるが、乗員一人一人が自衛隊の代表として、これまで培ってきた知識・技能を遺憾なく発揮し、小梅艦長の指揮統率のもと一致団結して使命を全うすることを期待する。」と訓示しました。

 引き続き、海上幕僚長(海上幕僚副長代読)が「諸官はこれから厳しい自然環境の下、新装備をもって初回の輸送や支援作業等広範多岐にわたる業務を、限られた期間で完遂することを求められることとなる。南極の気象、氷状等の自然環境は千変万化であり、さらに孤立無援の条件下で無事に任務を完遂するためには、周到な準備、的確な情勢判断及び緩急自在な対応が必要である。新しい艦と航空機の能力を十分に発揮することに務めると共に、困難な局面に際しても、最後まで忍耐強く沈着冷静な姿勢を堅持し、これを克服するために最善を尽くしてもらいたい。」と壮行の辞を述べました。

 行事最後の出港見送り時にはカラフルなテープが舞う中、「しらせ」は多くの家族や関係者に見守られ、ゆっくりと岸壁を離れました。

 二代目「しらせ」は11月下旬にオーストラリアのフリーマントルに到着後、第51次南極地域観測隊等69人を乗せ、来年1月上旬に昭和基地沖に到着し、来年2月中旬に第50次越冬隊員等80名を乗せ南極を出発、シドニーで南極地域観測隊を降ろし、来年4月に東京晴海へ帰国する予定。