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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

ソマリア沖・アデン湾派遣海賊対処水上部隊出港行事(21.10.13)

 平成21年10月13日(火)秋晴れの空の下、ソマリア・アデン湾沖の海賊対処に向け第3次派遣部隊指揮官である第4護衛隊司令 1等海佐 中畑康樹をはじめとする護衛艦「たかなみ」(艦長 2等海佐 澤口和彦)と護衛艦「はまぎり」(艦長 2等海佐 斉藤貴)の出港行事が行われ、榛葉賀津也防衛副大臣をはじめ関係者ら約650人が出席しました。

 榛葉防衛副大臣は訓辞の中で、「政権交代が実現したが、海賊対処の重要性は揺るぎないものであり、今後も各国等と連携してこの活動を続けていく必要がある。乗組員諸君には常に高い士気をもって任務に精励し、全員が無事に帰国することを心から祈念する。」と激励の言葉を述べました。

 続いて、自衛艦隊司令官(海将 杉本正彦)が「輸出入の99%以上を船舶による海上交通に頼る日本にとって、その安全を脅かす海賊行為は、国際社会にとっても決して看過できるものではない。諸官には実力を遺憾なく発揮し、その職責を果たしてもらいたい。」と訓示しました。

 最後に派遣部隊指揮官が、「部隊一丸となって、海賊対処行動の意味をふまえ、任務の遂行と無事の帰還を指揮し、最大限努力します。」と出港挨拶をし、整列していた派遣隊員達は音楽隊の演奏と盛大な拍手に送られ乗艦し、岸壁から手を振る隊員家族らに帽ふれを行い、両艦は多くの基地隊員や家族らに見送られ、霧笛音を響かせながら横須賀の岸壁を現地へ向け出港しました。

 派遣隊員の子供が「お父さん、いってらっしゃい!頑張ってね!」と必死に涙を堪えながら手を振る姿に、見送りをしていた人達は、派遣隊員の無事を祈る思いでいっぱいになっていた様子でした。

 今回の派遣部隊の護衛艦「たかなみ」、護衛艦「はまぎり」は、現在第2次隊として活動中の護衛艦「はるさめ」、護衛艦「あまぎり」と11月中旬に交代する予定です。
 護衛艦「はまぎり」は大湊(青森県むつ市)が定係港で、大湊からは初めて自衛艦が海賊対処のために派遣されました。