潜水艦のちょっとイイ話

潜水艦の圧力


潜水艦に乗艦しているとき「水圧が沢山あって体は大丈夫ですか?」と、良く聞かれました。 しかし、潜水艦では体に水圧を感じることはありません。なぜならば、潜水艦の船体が水圧を受け止めていて人間には水圧がかからないようになっているからです。しかし、潜水艦では水圧以外に体に感じる圧力があります。それは、気圧です。艦内気圧の変化は、P−3Cのパイロットもびっくりするほど大きく変化します。そのため、潜水艦乗りは「耳、鼻、目、歯」に異常がないことが大事になります。




潜水艦内気温


今の潜水艦は昔の潜水艦と違って艦内温度は大変過ごしやすくなっています。 なぜならば、搭載機器の保護のためにエアコンを止めることができないからです。エアコンを止めてしまうと艦内温度が上がるばかりではなく、湿度も上昇し絶縁が悪くなります。電気が最大の動力源である日本の潜水艦は極めて絶縁が大事なのです。そのため、湿度が高くなる夏場は艦内にいる時にジャンバーが必要になります。夏が弱い方は潜水艦での生活をおすすめいたします。




潜水艦と台風


潜水艦乗りは船の揺れに弱い人が多数いると思います。 なぜならば、潜水艦は潜ってしまえば、ほとんど揺れなくなるからです。ですから水上航走中台風が近付いてくると乗員一同は「早く潜らないかな?」と考えているのです。どんなに大きい台風が来ても艦が潜ってしまえばほとんど揺れませんので、船酔いをしてしまう人は潜水艦を希望するのも良いことだと思います。海上が「ガシャガシャ」音がするくらい荒れていても海の中は大変静かな世界を皆さんも経験してみませんか?