• 古い楽器、お見せします!

     

    皆様こんにちは!5月に入り、さわやかな日が続いていますね。

    本日は、先日の質問コーナーでお寄せいただいた「東京音楽隊にある古い楽器を紹介してください!」というご要望にお応え致します!

     

    東京音楽隊は、昭和初期に作られた楽器をいくつか所蔵しております。これらは、海軍軍楽隊時代の所蔵品のほか、OBや一般の方からの寄贈品から成っています。背景については、寄贈された際に伝わったお話のほか資料がないため、そちらをそのまま掲載させていただきます。

    それではクラリネットから参りましょう!

     

     

     

     

     

    こちらは、昭和10年~20年の間に日本管楽器(ニッカン)によって製造されたクラリネットたちです。実際に海軍軍楽隊で使用されていたものと、一般の方から寄贈されたものとがございます。材質は黒檀やエボナイトのほか、1本だけ金属製のものもございました。

     

     

    続いてサックスをご紹介いたします!

     

     

     

     

    こちらは昭和14年陸海軍軍楽隊指定、アメリカキング社製モデルとのことでした。製造は日本管楽器のようです。

    「海軍はモデル楽器通りに音孔に「半丸線」を半田付けした。戦後は朝顔管の音孔位置が反対側に。また、半丸線は廃止し一部改良した。」との記載もありました。

    「半丸線」が何なのか東音サックス奏者等に調査してみたのですが、知っている者がおらず・・・どうやら現在に至るまで使用されていない部品のようです。

     

     

    お次はトランペットです。

     

     

     

    こちらの2本はビューグル(G調及びF調)です。アメリカに輸出されたとの記載がありました。戦後には海上自衛隊指定となったそうです。昭和8年、日本管楽器製造。

     



     

    手前のものは、陸・海軍に納入されていた信号喇叭です。(二ツ巻A♭調)

    戦後は消防本部の指定となったと書かれていました。大正元年、日本管楽器製造。

     

    奥のものは東京音楽隊OBからの寄贈で、海軍に在籍していたおじい様のものだそうです。太平洋戦争時、海軍で艦艇輸送任務に従事していた際に使用していたものとのこと。

    乗艦していた艦が米潜水艦魚雷攻撃で沈められた時に海水に浸かったため、持ち手の赤紐は戦後張り替えたそうです。マウスピース部分が落下防止のため、鎖止めとネジ式になっています。

     

    トランペット最後はこちら!

     

     

     

    1964年の東京オリンピックで使用されたファンファーレトランペットです!今でも時々演奏会で使用しております。見た目も音色も歴史を感じる一品です。

     

     

    以下、資料不足のためお写真のみの公開とさせていただきます。

     

     

     

     

     

    以上、「古い楽器をお見せします!」コーナーでした。

    綺麗にショーケースに入れられているにも関わらず、あまり披露する機会がない楽器たち。こうしてご紹介する機会をいただき、きっと楽器も喜んでいることと思います。

    ご要望をくださった方、そして最後までお読みくださった皆様、ありがとうございました!


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