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はじめてのTokyo Band☆PartⅦその②
横野1曹インタビュー!!みなさんこんにちは!いけちゃんこと池田3曹です!
前回お知らせしたとおり、「横野1曹インタビュー」の続きをお届けします(^^)
前回をご覧になってない方はぜひこちらをクリックしてくださいね♪
いろいろお話していただきましたが、普段の音楽隊についても教えてください!
横野1曹がされているコンサートマスター(略してコンマス)ってどんなお仕事なんですか?
演奏なう
「ひとつの演奏会をより良いものにするにはどういしたらいいか」というところから始まります。演奏会の内容を考慮しながら、訓練掛とスケジュールを組んで、指揮者にリコメンドします。限られた時間の中でどうやって効率よく合奏を進められるかが重要。あとは、パート内の席を決めるのも仕事のひとつだね。
※注釈※
演奏者は、実は一人ひとり席が決まっています!コンマスは演奏者のリーダーofリーダーで、実際に出す音や合図によって、みんなをリードします。が!クラリネットの中だけでも3つ以上のパートに分かれており、それぞれのパート内でリードする人の席も決まっているのです。演奏者は、指揮者のもとで、隣の人の音にも合わせつつ、コンマスの合図で演奏の仕方を変えるのです!
コンマスの席は指揮者のすぐ近くです(手前左)
やりたい曲とか、好きな曲ってありますか?
う~ん、仕事として音楽をするようになってからは、好きな曲も嫌いな曲もなくなって…与えられた曲を誰と、どう演奏するか、人対人のコミュニケーションを第一に考えています。いろんな奏者・指揮者と共演したいね!
演奏もスケジューリングも、明確な成功や失敗はないから、周りの人に意見を聞いたり、自分で振り返るようにはしているんだけど…もっと良くなるようにしたいね!池田3曹にも、コンミス(女性はコンサートミストレス)目指してがんばってほしいな!★
いつも笑顔です。
えぇっ…!
こんな意識髙い人のあとにコンミスなんて…がんばります…!
入隊してから現在まで、音楽隊はどのように変化してきていると思いますか?
入隊して16年くらい経つけど、ピアノ・歌・ハープが加わったことで、レパートリーも増えて、格段に知名度が上がったね。海外に行ったり、他国の軍楽隊と共演することも多くなったから、英語ができるといいよね。入隊当時は、一人ひとりの個性が強く出ていて元気な印象があったけど、今は、個性よりチームワークを重視して、より高度なアンサンブルができることを目指しています。でも最後に音楽の「味」を決めるのは個性だから、「個の力」を磨くことも大切だよね。
海士長だった頃(20代)の写真。
もっともっと技能を磨かなきゃですね!!英語もがんばろっと。
最後に…これから先、どんな音楽隊にしていきたいですか? 目標はありますか?
入隊当初から、目標は変わっていません。
『音楽隊を、日本一のバンドにすること』です!
何をもって日本一かっていうところが重要。東京音楽隊の一番の魅力は多様性!ジャズもクラシックもポップスも演歌も、オールジャンル演奏できて、マーチングもパレードもできる。走って、泳げる。自分たちの手で、どんな場所にも行って、なんでも演奏できる。有事には、保育士さんにもなれる!
そんな日本一のバンドにしたいです!
しましょう~~~!!(涙目)
横野1曹、ありがとうございました!
このコラム、いかに自衛官としての品位を保ちつつ
ふざけ楽しい記事をお届けできるかというところをポイントとしているのですが、真面目な人にインタビューしたらこんなにも真面目な記事になっていまいました!!不覚!デキル上司についていくのは大変だ~!!
目指せ!Concert Master!!・・・・(涙目)
おまけ。ブロマイドコーナー。(せっかく撮ったし…)
撮影協力:清水3曹、荒木3曹
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