• はじめてのTokyo Band☆PartⅦその①
    横野1曹インタビュー!!

    こんにちは。最近趣味でオンライン英会話をはじめました、いけちゃんこと、クラリネットの池田3曹です♪

    さて、今回はクラリネットパートの上司、われらがコンサートマスターである横野1曹にインタビューしました!

     

    1等海曹 横野(よこの) 和寿(かずひさ)

     

    ★プロフィール★

    福島県須賀川市出身。安積高校卒業。昭和音楽大学卒業。ヤマハ新人演奏会に出演。渡仏し、ヴェルサイユ音楽院を満場一致の一等賞を得て卒業。留学中、フランス、ドイツ、スイスの各地において約40回のコンサートにソリストとして出演。帰国後、海上自衛隊に入隊。横須賀音楽隊を経て、東京音楽隊所属。これまでにクラリネットを本橋義彰、高橋知己、野田祐介、フィリップ・キュペールの各氏に師事。東京音楽隊ではコンサートマスターだけでなく、文書掛として、文書の受付、配布、保存、発簡等の管理をしている。また音楽の趣味も幅広く、専門のクラリネットだけでなくテナーサックス、トランペット、アコースティックギター、エレキギター、アコーディオンハーモニカ、リコーダー、尺八なども嗜む。一児のパパ、奥さんに頭が上がらないイクメン。短所は他人を怒れないこと(本人談)。

     

     

     

    池田 学生時代はどのように過ごされていましたか?


    横野 大学時代は4年間、木管五重奏(5種類の楽器からなるアンサンブル)をやっていました。みんなで研究して、切磋琢磨して…それがなかったら、今はなかったと思います。あとは、学祭や駅前で仲間と弾き歌いしたり、バンドでサックス吹いたり(笑)とにかく好きなことをやっていました。

    音楽(クラリネット)は高校の吹奏楽部で始めたんだけど、それまでは水泳、駅伝、野球などをやっていました。

     

    バンドマンな上にスポーツ少年だったとは…!

     


     

    横野1曹は昨年の夏に1等海曹に昇任され、冬には「海曹上級課程」で約1か月、第3術科学校で様々な職種の方と生活し、訓練をされたんですよね。



    昨年7月、カナダにて昇任

     


    ※注釈※

    海曹上級課程とは…海上自衛隊では、入隊直後の教育訓練とは別に、階級ごとの教育訓練が実施され、初任海曹課程または海曹予定者課程(池田も行きました!)、中級海曹講習、海曹上級課程、初任准尉特別講習、などがある。職種の垣根を越えて様々な立場の隊員が集まり、海上自衛官としての知識や体力を養成する。また職種に応じた特技課程(海士課程、海曹課程、専修科など)が実施される。

     

     

     

    海曹上級課程ともなると、すでに各部隊のリーダーとして活躍されている方々が集まると思いますが、ベテランの船乗りや航空士の方々と過ごされて、どうでしたか?

     


    みんな「デキル」から、何事もスムーズに進みました。6人部屋だったんだけど、航空士、潜水士(水中処分隊、ダイバー)、ヘリの整備士、衛生隊の人もいました。メディックといって、ヘリコプターに乗って人命救助をする人もいたよ。みんな…ガチで…プロ!

     

     

    かっこいいですね!

     

     

    あくまでイメージ画像です

     


     

    航空士は、飛行機に乗って仕事をするんだけど、技能の優劣で仕事のポジションが決まるそう。もし一定の期間、飛行機から降りて別の仕事をしたら、再度飛行機に乗るときの技能のランクは、階級に関係なく一番下から始まるんだって。命がかかっているから、技能面でもリスクマネジメントを徹底的にやっているなと感じました。

     

    なるほど…横野1曹の世代だと、災害派遣を経験された方々ですよね。


    うん、まさにそう。災害派遣では「指揮官の下で部隊を引っ張るリーダーとして、最前線でやっていた」ということが、制服についているバッジだけでなく、振る舞いからも感じることができました。とある海曹長は、優れた功績を示すメダルを4つも持っていたよ…(※海将クラスでも3つくらいだったりする)。

     

    頭が上がらないですね…。

     

    バッジは「防衛記念章」「き章」といい、

    色や柄も様々、40種以上あります。

     

     


    ほんとに。自分自身はもちろん、所属する部隊を振り返る良いきっかけになりました。本当にがんばらないといけないなと思いました。

     

    課程期間中はどんな訓練をされましたか?

     

    私たち海曹上級課程で、地上救難マーク(簡単に言えば消防士)の海曹課程・海士課程の指導に行きました。地上救難マークの学生は、とにかく元気で、笑顔!

    一日に何度会っても元気に挨拶してくれる。2秒後に会っても!!

     

    朝6時に起きるときから見ているんだけど、体操して走って、朝食、走って教務に行って、昼食、空き時間にラッパ(信号ラッパ)の練習。

    午後の教務に走って行って、終わったら走って、食事、お風呂、掃除。夜の自由時間にも自主的に筋トレしていた。

     

    一番びっくりしたのは、海曹課程の学生が、海士課程の学生に「地上救難マークとしての在り方」とか、生活や術科に関して積極的に指導をしていたこと。そういう長い伝統があるんだなと感じました。

     

    朝から晩まで走るなんて、さすが火消しのプロ!見習いたいですね。

     

     

     

    他にはどんな教務がありましたか?

     

    海上自衛隊の職務やシステムについて、広く学びました。先任海曹の職務の概要、リーダーシップ・フォロワーシップ、部下指導、プレゼンテーションをしたり、家族支援についても勉強したよ!

     

    家族支援ってなんですか??


    海上自衛隊は海外に行くことが多いでしょ?そんなとき、基地から、日本に残っているご家族に隊員の様子を知らせたりするんだ。また、災害などで緊急出動することになったら、基地に子どもを預けるシステムもあるんだよ。ちなみに、保育士の講習を受けた隊員が子どもの面倒を見てくれるんだ。

    音楽隊は、有事の際には入浴支援などもしているけど、そういう支援もできたらいいよね。

     

    もしそうなったら素敵ですね!保育士さんかぁ~!



    Welcome!

     


    やっぱり、音楽をメインの仕事にしていると、有事のときには演奏会がどんどん中止になってしまう。今回みたいに…。でも、少しずつでいいから、最前線でがんばっている人のバックアップに回れたら、すごく良いと思うんだ。

     

    他にも教務では、「海上自衛隊は何のためにあるのか」っていうことを話し合う機会もあったんだけど、さて、何のためにあると思う?

     

    え~っと…日本の海を守るため…ですか?

     

    そうだね!日本は海に囲まれている上に、輸入に頼っているよね。輸入品のほとんどは船で運ばれているから、海の道と、その上空の安全を守ることが、海上自衛隊としての大きな任務なんだ。離島もたくさんあるし、未確認の飛翔体・不審な船や潜水艦の監視もある。本当に、日本の海を守らなきゃいけないんだっていうことを、たくさんの人に知ってもらいたいです。海曹上級課程に行ったことで、さらにその認識を深めたね…。

     

    色々な職種の方たちと直接お話しできる、貴重な機会だったんですね。たくさん新入隊員に来てもらわないとですね!

     

    そうだね!たくさん入ってきてほしいです!!それから、音楽隊員ももっと自衛隊について勉強しなきゃいけないなと思いました。

     

    そうですね。「音楽隊には入りたいけど、最初の教育訓練が不安…」という方もいますが、体力をつけるだけでなく、自衛隊について学んで、音楽隊で何をすべきなのかを考えるためには必須の期間ですよね…私ももっと勉強します!

     


     

    横野1曹、ありがとうございます!

    横野1曹の熱意が1回のコラムでは収まらなかったため、第2回に続きます!

    次回は、コンサートマスターとしてのお話を伺いますよ♪

    近日掲載予定!お楽しみに~~~!

    →掲載しました!続きは★こちら★

     

    お茶目な一面も★


     

     

    By 池田3曹

     

    2020年3月

    前回のコラムは★こちら★

     


スマホサイトを表示