インド太平洋方面派遣訓練 その６
インド太平洋方面派遣訓練中の護衛艦「むらさめ」は、手旗訓練、占位運動術科競技を実施しました。手旗は無線等の連絡手段が使用できない場合に、腕の動きで近傍の艦艇に連絡を取る手段であり、航海科の乗員の必須の技量の一つです。術科競技とは、訓練等で磨いた技量を他艦艇と競争させることにより、自分又は各艦艇の技量を把握するために実施するものです。 また、次回の寄港地に備え、寄港地講話も行われました。寄港地講話とは、寄港する国の歴史、気候、国情等を事前に講話することにより、寄港する国の理解を深め、友好親善の一助とするとともに、安全かつ楽しい上陸ができるように実施するものです。訓練は勿論ですが、乗員は寄港地講話に真剣に聞き入っています。
