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第49次派遣海賊対処行動水上部隊「むらさめ」出国について
10月5日、第49次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「むらさめ」は、横須賀基地から出国しました。
護衛艦「むらさめ」の出国にあたり、ソマリア沖・アデン湾方面派遣海賊対処部隊指揮官兼ねて中東方面派遣情報収集活動部隊指揮官である自衛艦隊司令官 大町克士海将は、「海賊対処行動は、我が国の海上交通の安全確保に直結し、そして、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に寄与する行動として、その成果は国内外から高い評価を得ています。諸君には、早川艦長の勤務方針である『持ち場を守る』のもと、ベテランから若い隊員に至るまで、その一人一人が艦には誰も欠くことのできない存在として、『自分しか果たしえない職責』を果たすことで艦の能力を全力発揮させる、すなわち、『むらさめ』乗組員がワンチームとなって任務に臨むことを期待します。」との壮行の辞を述べました。
また、出港に際して、指揮官の「むらさめ」艦長 早川正紘2等海佐は、「チーム『むらさめ』一丸となり、安全、確実な任務遂行を目指し、本日ソマリア沖・アデン湾に向け横須賀を出港します。」と述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。