ＫＡＫＡＤＵ２０２４におけるフィリピン海軍艦隊司令官との懇談について

　自衛艦隊司令官　大町克士海将は、豪州海軍主催多国間共同訓練（ＫＡＫＡＤＵ２０２４）に参加しているインド海軍東部艦隊司令官 スシール・メノン少将との懇談を行いました。
　共通の価値観及び戦略的利益を共有する我が国とインドは、「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を構築しており、日印海軍種間の戦略的連携についても、防衛協力・交流や２国間・多国間共同訓練を通じて益々強化しています。
　両司令官は、インドが推進する「インド太平洋海洋イニシアティブ（IPOI）」と我が国が推進している「自由で開かれたインド太平洋」と多くの本質的な共通点を有していることを改めて確認するとともに、引き続き、この実現に向けて、両国艦隊が２国間・多国間共同訓練、相互の艦艇寄港、幕僚によるスタッフトークス等の様々な活動を積極的に利用して、日印海軍種の更なる連携強化及び相互運用性の向上を図ることで一致しました。
　自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。

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