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KAKADU2024におけるニュージーランド海軍艦隊司令官代理との懇談について

 自衛艦隊司令官 大町克士海将は、豪州海軍主催多国間共同訓練(KAKADU2024)に参加しているニュージーランド海軍艦隊司令官代理 シェーン・アーンデル大佐との懇談を実施しました。
 我が国と同じくインド太平洋地域の海洋国家であるニュージーランドは、基本的価値を共有する重要な戦略的協力パートナーです。
 両司令官は、インド太平洋地域の安定に向けて、日NZ両国が米豪と共に太平洋島嶼国との防衛協力を一層深化させるとともに、インド太平洋地域の経済を支える海上輸送路(SLOC : Sea Line of Communication)の保護の重要性を確認しました。また、北朝鮮籍船舶との「瀬取り」を含む違法な海上活動に対する警戒監視活動や米豪を含めた多国間訓練の積極的な実施を通じて、日NZ海軍種の更なる連携強化を図り、両国艦隊が即応できる態勢を構築していくことで一致しました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。