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豪州海軍主催多国間共同訓練(KAKADU2024)開会式及び米海軍第7艦隊司令官との懇談について
自衛艦隊司令官 大町克士海将は、オーストラリア海軍主催多国間共同訓練(KAKADU2024)の開会式に参加しました。
この多国間共同訓練は、オーストラリア海軍が、戦術技量向上に関する総合的訓練の場として隔年で実施しています。海上自衛隊は、2008年以降、艦艇を派遣しており、今回で11回目の参加として、令和6年インド太平洋方面派遣(IPD24)第2水上部隊の護衛艦「ありあけ」を派遣しています。
また、大町司令官は、米海軍第7艦隊司令官フレッド・ケイチャー中将と懇談を行いました。両司令官は、自衛艦隊と米海軍第7艦隊が強固に連携し、あらゆる事態に対して迅速に対処するため、これまでの演習等で得られた教訓事項、我が国周辺をはじめとした厳しさを増す安全保障環境に関する認識、そして、今後の両艦隊の相互運用に係る方策等について改めて確認するとともに、日米豪が中心となった多国間共同訓練が、「自由で開かれたインド太平洋」に寄与するものであり、今後も積極的に実施していくことで一致しました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。