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米国主催多国間共同訓練(パシフィック・ヴァンガード24)の実施について
護衛艦「いずも」、護衛艦「おおなみ」、P-1哨戒機及び潜水艦は、関東南方から沖縄東方に係る海空域に護衛艦「ありあけ」、補給艦「ときわ」及び潜水艦は、グアム周辺海空域において、日米韓加共同訓練(パシフィック・ヴァンガード2024)を実施し、戦術技量の向上及び参加国海軍との連携の強化を図りました。本訓練には、米海軍駆逐艦「デューイ」、潜水艦、P-8A哨戒機、EA-18G電子戦機、韓国海軍駆逐艦「イ・スンシン」及びカナダ海軍フリゲート「バンクーバー」が参加しました。
日本側指揮官を担任した第3護衛隊群司令 横田和司海将補は、「多国間共同訓練『パシフィック・ヴァンガード』は、国際公共財である海洋へのアクセスの安定と自由を維持するため、複雑な高脅威環境下において、多国間が連携して共同で対処するためのハイエンドな戦術訓練であり、2019年から開始され、今回で7回目の実施です。本訓練を通じて、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた参加国間の連携態勢が一層強化され、インド太平洋地域の平和と安定、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に寄与できたものと確信しています。」とコメントしました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。