日星親善訓練の実施について

　護衛艦「ゆうぎり」は、シンガポール海軍フリゲート「ストルワート」とともに、関東南方海域において、日星親善訓練を実施し、戦術技量の向上並びに同海軍との友好親善及び相互理解の増進を図りました。
　同艦長の平塚陽一郎２等海佐は、「今回、シンガポール海軍との訓練に参加できたことを光栄に感じています。シンガポールは、インド洋・太平洋のシーレーン上の戦略的要所に位置し、海洋の安定利用という観点で共通の課題を有しており、「自由で開かれたインド太平洋」を実現する上で重要なパートナーです。また、海自艦艇は、アデン湾・ソマリア沖海域等のインド洋及び地中海等のインド洋以西への進出、またはその帰国途上の際、同国の海軍基地に寄港して補給を受ける等、緊密な連携を維持しています。本艦は、様々な不測事態に即応できる態勢を維持し、以後の任務に備えます。」と述べました。
　自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、友好国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。

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