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日仏共同訓練の実施について
護衛艦「むらさめ」は、フランス海軍フリゲート「ブルターニュ」とともに、関東南方海域おいて日仏共同訓練を行いました。
海上自衛隊とフランス海軍は、定期的な2国間訓練(オグリ・ヴェルニー)の実施に加えて、北朝鮮籍船舶が関与する「瀬取り」を含む違法な海上活動に対する警戒監視についても協力・連携を強化しており、インド太平洋地域における日仏両国の防衛協力を深化しています。
同艦長の早川正紘2等海佐は、「今回の訓練を通して、本部隊の戦術技量の向上及び仏海軍との連携の強化を図ることができました。また、今回の訓練は、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けて、日仏海軍種が法の支配に基づく国際秩序を維持しようとする強い意思と能力を体現するものであったと考えます。」と述べました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。