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日米共同訓練(Interchangeable Logistic Exercise 24-4)の実施について

 補給艦「はまな」は、佐世保港及び九州西方海域において、米油槽船「バットランドトレーダー」とともに、日米共同訓練(ILEX:Interchangeable Logistic Exercise 24-4)を実施し、戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。
 同艦長の根本征幸2等海佐は、「ILEXは、海上自衛隊と米海軍が洋上補給に関して相互補完し得る能力を保持することを目的に定期的に実施しているものです。今次訓練では、米海軍油槽船から本艦に対する艦艇用燃料の洋上補給に関して演練し、海自補給艦の運用に係る効率性向上について確認することができました。また、本訓練に先立ち、洋上における補給作業を安全に実施するため、佐世保港の岸壁において機材や要領等の安全性を事前に検証し、運用作業、通信コミュニケーション等の支障・疑問を解消し、安全確実な洋上補給が実施可能であることが確認できました。このように、日米のロジスティックス部門は、長期にわたる強固な同盟関係の下でより効果的かつ効率的に運用され、実働部隊の活動を相互に支援しています。」と述べました。
 また、後方分野の関係強化のため、オーストラリア海軍士官1名が本訓練を研修しました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。