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自衛艦隊司令官の交代について
7月19日、自衛艦隊司令官は、齋藤聡海将から大町克士海将に交代しました。
齋藤海将は離任に際して、「私たち海上自衛隊が、「国家、国民のためにある」という原点、そして、我々海上自衛隊員は「海上防衛に奉仕する志願者である」という原点を忘れることなく、日々の任務や業務に「誠実」に取り組むとともに、更に進化した自衛艦隊を構築するために、大町新司令官の指導の下、健闘してくれることを心から期待する。」と述べました。
新たに第53代自衛艦隊司令官に就任した大町海将は、「海上自衛隊が創設以来掲げてきた「精強・即応」の真価が今ほど問われている時代はない。このため、自らの強さのみならず、宇宙、サイバーを含めた統合、日米共同、同志国との連携を一層深化させ、その総合力を最大限に発揮できるようにしていく努力が引き続き重要である。今まさに大国間競争の時代、自衛艦隊は、戦いに勝てる準備を周到に行うとともに、平素から紛争の発生を抑止していかなければならない。そのためにも、訓練精倒にして、部隊の精強性と即応態勢の向上に一層、努めていかなければならない。」と訓示しました。
自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・友好国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。