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日印共同訓練(JIMEX2024)の実施

 護衛艦「ゆうぎり」及び海自潜水艦は、関東南方海域において、インド海軍フリゲート「シヴァリク」とともに日印共同訓練(JIMEX2024)を実施しました。
 日本側指揮官を務めた第3護衛隊司令 西端俊博1等海佐は、「本共同訓練では対潜戦や対水上戦等のハイエンドな戦術について演練し、戦術技量の向上及びインド海軍との連携の強化を図りました。近年、海上自衛隊は、インド海軍との2国間/多国間共同訓練を高い頻度で実施しており、日印海軍種の相互運用性は確実に向上しています。」と述べました。
 共通の価値観及び戦略的利益を共有している日印両国は、「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を構築しています。また、インドが推進している「インド太平洋海洋イニシアティブ(IPOI)」は、我が国が推進している「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」と本質的な共通点を多く有しており、日印両国は、力による一方的な現状変更及びその試みに反対するとともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持し、平和の実現に向けて相互に協力しています。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国に加え、インド海軍をはじめとした同志国海軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。