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日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー23-3)について

 6月8日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23:The Indo-Pacific Deployment 2023)第3水上部隊の護衛艦「くまの」及び潜水艦は、四国南方海域において、フランス海軍フリゲート「ロレーヌ」及び航空自衛隊F-2戦闘機との日仏共同訓練(オグリ・ヴェルニー23-3)を実施しました。
 護衛艦「くまの」艦長 櫻井敦2等海佐は、「今回の共同訓練を通じて、本艦の戦術技量及び海空協同作戦能力の向上並びにフランス海軍との連携の強化を図ることができました。『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた重要な同志国であるフランス海軍と共同訓練に参加できたことを誇りに感じています。」と述べました。
 なお、日仏間の親善又は共同訓練は定期的に実施されており、過去5年間において今回が13回目です。直近では、5月29日に護衛艦「やまぎり」と「ロレーヌ」が共同訓練(オグリ・ヴェルニー23-2)を行ったように、日仏海軍種は定期的な2国間訓練を通じ信頼関係や連携を強化しています。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に加えて、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、同盟国・同志国軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。