NEWS

日米豪加共同訓練(ノーブル・ウルフ)について

 6月3日~5日、IPD23第1水上部隊の護衛艦「しらぬい」及びP-1哨戒機は、米海軍駆逐艦「チャンフーン」、同P-8A哨戒機、オーストラリア海軍駆逐艦「アンザック」、カナダ海軍フリゲート「モントリオール」及び同補給艦「アステリクス」とともに、東シナ海において日米豪加共同訓練(ノーブル・ウルフ)を実施しました。
 なお、本訓練は、米国が、インド太平洋地域における同盟国、パートナー国等との連携強化を目的として計画した米国主催大規模広域訓練2023(LSGE23)の一環として実施したものです
 護衛艦「しらぬい」艦長の南和宏2等海佐は、「今回の訓練では、対水上戦等に関する実戦的な戦術訓練を実施し、本艦の戦術技量の向上及び米豪加海軍との連携の強化を図ることができました。海上自衛隊の各部隊は、同盟国である米海軍をはじめとして、インド太平洋地域の同志国であるオーストラリア及びカナダ海軍とともに、平素から様々な海域で緊密に連携し共に行動して、あらゆる事態への対処能力を維持・向上させています。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。