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第45次派遣海賊対処行動水上部隊(護衛艦「いかづち」)の出国について

 6月5日、第45次派遣海賊対処行動水上部隊の護衛艦「いかづち」は、隊員家族が見送る中、横須賀の船越基地から出国しました。
 出港に際して、指揮官の同艦艦長 田中宏明2等海佐は、「ソマリア沖・ アデン湾における海賊事案の発生件数が低い水準で推移している背景には、各国が継続して艦艇や航空機を派遣して、船舶の護衛やソマリア沖における監視活動を実施するなどの国際社会の取り組みが功を奏しているためです。本艦も、これまでの派遣部隊と同様に、各国からの派遣部隊と力を合わせて任務の完遂に努めるとともに、沿岸国への寄港や各国との各種訓練等を通じて、信頼醸成に努め、相互理解と友好関係の深化を図ってまいります。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて同盟国・同志国と協働して、インド太平洋海域の平和と安定に寄与しています。