NEWS

自衛艦隊と米海軍第7艦隊との下士官交流行事について

 5月16日、自衛艦隊先任伍長 北口武史海曹長は、第7艦隊先任伍長(Fleet Master Chief)ダニエルK・フィールド曹長とともに、日米下士官間の交流行事を実施しました。
 本行事は、自衛艦隊に所属する海曹隊員、第7艦隊の年度優秀隊員候補に選抜された下士官の参加に加えて、ニュージーランド海軍及びシンガポール海軍の下士官がオブザーバーとして参加し、護衛艦「いずも」及び米海軍駆逐艦「ハワード」の相互研修や米海軍横須賀基地に残存する旧帝国海軍防空壕跡のツアー等を通じて、相互理解を一層深め、信頼関係を醸成しました。
 ゲストとして参加した海上自衛隊先任伍長 東和仁海曹長は、「日米海軍種の各部隊は、洋上において常に共に行動し、部隊間の結束を強化しています。また、日米の各部隊の原動力である海曹士/下士官・兵の個人個人も、様々な交流行事を通じて、連携と友情を絶えず深めています。このような個々の連携こそが、海上自衛隊と米海軍とのかつてないほど強固な関係の根幹になるものと考えます。」と述べました。
 自衛艦隊は、司令官から海曹士レベルに至るまで、米海軍第7艦隊と平素から緊密に連携して、強固な日米同盟に基づく我が国の防衛に全力を尽くすとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海軍と協働し、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。