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陸上総隊司令官及び航空総隊司令官との懇談について

 5月15日、自衛艦隊司令官 齋藤聡海将は、3月30日に着任された陸上総隊司令官 竹本竜司陸将及び航空総隊司令官 鈴木康彦空将との初めての懇談を海上作戦センターにおいて実施しました。また、併せて掃海艦「あわじ」を視察しました。
 懇談では、わが国を取り巻く安全保障情勢が格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している中で、各司令官が指揮する陸海空自の主力部隊が各種事態に対して、統合運用体制の下で、シームレスに対応できるよう、平素からの常続的な情報収集・警戒監視活動や統合・共同・協同訓練等を一層連携して強化することを確認しました。また、宇宙・サイバー・電磁波といった新たな領域での戦いと従来の戦いを組み合わせた領域横断作戦や情報作戦を効果的に実施できるよう、各部隊の能力を有機的に融合して運用していくことで一致しました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、統合運用体制及び強固な日米同盟による我が国の防衛に加えて、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。