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広島県尾道市立日比崎小学校児童の皆さんから派遣海賊対処行動部隊への心温まるお手紙について

 派遣海賊対処行動に従事する水上部隊、航空隊、支援隊の各部隊は、授業において我が国の海上輸送路保護の重要性等を学んだ広島県尾道市立日比崎小学校の皆さんから送られた心温まるお手紙を受領しました。各部隊では、食堂や通路にお手紙を掲示したところ、各隊員は熱心に読むとともに、皆笑顔がこぼれていました。また、手紙を読んだ各指揮官は、以下の所見を述べました。
 〇 第44次水上部隊指揮官の第7護衛隊司令藤井健一1等海佐:
「日比崎小学校の皆さん、大変ていねいなお手紙をありがとうございます。皆さんからの励ましの言葉を力にかえて、引き続き、タンカーや貨物船などの船舶を海賊から守る任務を続けます。」
 〇 海上保安官の中尾正秀・第44次ソマリア周辺海域派遣捜査隊長
「ソマリア周辺海域はとても暑く大変ですが、皆さんの私たちを応援するお手紙で、とても元気がでました。これからも任務をがんばります。」
 〇 第51次派遣海賊対処行動航空隊司令の川村智也2等海佐
「みなさんが授業で学ばれたように、私たちは現在、アフリカの東側に位置するジブチ共和国で、P-3Cという航空機を使って、空から、日本と外国の船が安心して航行できるよう見張っています。皆さんに我々の活動を知ってもらえたことが本当に励みになります。」
 〇 第19次派遣海賊対処支援隊司令の吉田孝弘1等陸佐
「私たちを温かく受け入れてくれているジブチの人たちに感謝し、遠く日本から私たちを支えてくれている家族を想い、そして厳しい活動を共にする仲間をお互いに敬い、与えられた任務に真心をもって取り組んでいます。皆さんからのお手紙により、私たちは元気と勇気をもらいました。これからも、日本の皆さんのために、「誠実」に活動して行きます。」
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛に加えて、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、同盟国・同志国軍と協働して、インド太平洋地域の平和と安定に貢献しています。