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日米韓共同訓練(護衛艦「うみぎり」)について

 4月3日~4日、護衛艦「うみぎり」は、東シナ海において、日米韓共同訓練を実施しました。本訓練には、米海軍空母「NIMIZ」、駆逐艦「DECATUR」、同「WAYNE E. MEYER」、韓国海軍駆逐艦「CHOI YOUNG」、同「DAE JOYEONG」、同「YULGOK YI I」及び補給艦「SOYANG」が参加しました。
 日本側指揮官を担任した第6護衛隊司令横山成樹1等海佐は、「本訓練では対潜戦等の戦術訓練を実施し、部隊の戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上並びに韓国海軍との連携の強化を図りました。また、本訓練は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた日米韓3か国の一致した意思を具現化したものです。」との所見を述べました。
 また、第11空母打撃群司令官クリストファー・スウィーニー少将は、「米国、日本、韓国は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現を目指す海洋国家であり、相互信頼、パートナーシップ、能力向上に協力することでこのビジョンを共有しています。このような演習への参加は、地域の安定及び全ての国家の経済的繁栄を確保するという共通の目標を具体的に象徴するものです。」との所見を述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を許容しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。