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米海軍主催固定翼哨戒機多国間共同訓練(SEA DRAGON2023)について

 3月15日~30日、第1航空群所属P-1哨戒機は、米軍アンダーセン航空基地(グアム島)に展開し、令和4年度米海軍主催固定翼哨戒機多国間共同訓練(シードラゴン2023)に参加しました。本訓練には、日米のほか、カナダ、インド及び韓国から固定翼哨戒機が参加しました。
 日本側指揮官を担当した第1航空隊第11飛行隊長 2等海佐 津田怜男は、「この訓練は、毎年開催されるハイエンドな対潜水艦戦に関する多国間共同訓練であり、戦術飛行及び各国哨戒機間の情報交換要領から実際の潜水艦の標的訓練までを幅広く演練することで、部隊の対潜水艦戦に関する戦術技量の向上を図りました。また、訓練、意見交換、各種交流行事を通じて、参加国海空軍との連携強化及び相互理解の深化を図ることができました。」と述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、我が国の防衛のみならず、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国海空軍と共働して、インド太平洋地域の平和と安定に寄与しています。