NEWS

日米共同訓練(護衛艦「いせ」)について

 3月23日~26日、護衛艦「いせ」は、太平洋から東シナ海に至る海空域において、米海軍「ニミッツ」空母打撃群、陸上自衛隊西部方面隊との日米共同訓練を実施しました。
   日本側の指揮官を担任した第6護衛隊司令横山成樹1等海佐は、「本訓練を通じて、部隊の戦術技量、陸上自衛隊との協同作戦能力及び米海軍との相互運用性の向上を図りました。海上自衛隊は米海軍とともに、強固な日米同盟の下、このようなハイエンドな共同訓練を実施して、あらゆる事態に即応するための抑止力及び対処力を一体となって不断に強化しています。」との所見を述べました。
   また、第11空母打撃群司令官クリストファー・スウィーニー少将は、「私たちのパートナーである自衛隊は、非常に重要な同盟国であり、日米の相互運用性を拡大し、能力を強化するために、共同訓練を一体的に続けることが不可欠です。この同盟は、国際法が許す限り、どこまでも飛行し、航行して、活動する決意を持ち続けており、かつてないほど強固で、重要な関係となっています。」との所見を述べました。
 自衛艦隊は、即応態勢を維持し、わが国の防衛に万全を尽くすとともに、力による一方的な現状変更を強要しない安全保障環境を創出するための「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、同盟国・同志国と協働して、インド太平洋地域及び国際社会の平和と安定に貢献しています。