常元寺
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常元寺



薬医門

常元寺
浄土真宗本願寺派蓬莱山常元寺
沿革
 寺伝によれば、開基伯左馬允常元が顕如上人より法名常了法師と賜り松屋村に帰り、当時廃寺となっていた真言宗蓬莱山長寿坊の古跡を再興(天正十一年一五八三年)にしたと伝えられている。
 その後、寛永十四年(一六三七年)六月十五日本願寺良如上人より寺号免与され併せて阿弥陀如来像を授けられこれが御本尊佛となっている。



薬医門
 この門は、当地方に例を見ない珍しい造りで薬医門といわれる。本柱が門の中心線上から前方にあり、梁は本柱の扉筋の線上から後方にずれている。桃山時代に始まったもので元来は城門の一種、寺門に比較的多いといわれる。

               平成八年三月(一九九六年)

              王喜地区ふるさと活性化推進事業実行委員会