厳島神社
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厳島神社

厳島神社(合祀稲荷大明神)
祭神 市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命
勧請の由来
山口県風土誌に
「・・・先年芸州宮島よりウツロ船入、御流され被成候松屋村浜辺江流寄御百姓新左衛門と申者取上げ見候へは 宮島より御流被成候様相見候と付彼地御迄合仕候処相違無御座に付 当村江勧請相成居候と見ゆこれを注進案に文明中とするは非なり、文安四年(一四四七年)の古証文あり・・・」と 御百姓新左衛門(現宮本家の祖先)は垢離をとりウツロ船から御神体を両手に頂き、我家の上なる松山に柴の庵をむすび崇め奉った。その後二百余年寛永二十一年(一六四四年)松屋村領主林肥前守就里が発願し、社殿を再建した。

稲荷大明神
祭神 倉稲魂命(五穀を司る神)
社殿は厳島神社の西側にあったが、老朽のため戦後解体され現在厳島神社に合祀されている。

大師堂
風土注進案に、建立年月日相不分申候事、本尊弘法大師同断とあり、明治二十六年(一八九三年)付近住民が協力厳島神社隣地に移転、高野山本覚院で開眼供養、弘法大師本尊を祀った。
 昭和五十九年(一九八四年)東西串地区婦人会が弘法大師千百五十年忌を記念、増改築した。

                王喜地区快適なまちづくり推進事業実行委員会