命名式・進水式

命名式・進水式とは

艦艇が進水する際、防衛省では、まず、その艦艇に対して命名を実施し(命名式)、その後、会社側が進水式を実施します。

令和5年度計画護衛艦「たつた」

令和7年7月2日(水)三菱重工株式会社 長崎造船所において、令和5年度計画護衛艦「たつた」の命名式・進水式が行われました。

艦名「たつた」の由来

護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。
「たつた」は、奈良県生駒市付近を流れる大和川の支流「竜田川」から名前をいただきました。

概要

艦番号 11
基準排水量 3,900トン
全長、全幅、深さ、喫水 133.0m、16.3m、9.0m、4.7m
機関形式 CODAG(2軸)
ガスタービン主機 MT30
ディーゼル主機 MAN12V28/33D STC
馬力 70,000PS
主要装備 62口径5インチ砲 1基
SeaRAM 1基
遠隔管制機関銃 2基
デコイ発射装置 1式
SSM装置 1基
VDS,TASS 1式
水上発射管 2基
対機雷戦用ソーナー 1式
USV 1機
UUV 1艇
簡易型機雷敷設装置 1式
処分艇 1艇
戦術データリンクシステム(LINK-22)1式
多機能レーダー(OPY-2) 1式
光学複合センサー 1式
哨戒ヘリコプター 1機
VLS装置 1式
洋上給油装置 1式
フェンスタビライザー 1式
乗員 約90名

就役予定

令和8年(2026年)

写真で見る護衛艦「たつた」の命名式・進水式

令和4年度計画海洋測定艦「あかし」

令和7年5月29日(木)三菱重工株式会社 下関造船所において、令和4年度計画海洋測定艦「あかし」の命名式・進水式が行われました。

艦名「あかし」の由来

海洋観測艦は、名所旧跡のうち主として「海浜(浦)の名」から選出することとされています。
「あかし」は、兵庫県明石市の海岸であり、古来須磨・明石と並び称される景勝地です。

概要

艦番号 5107
基準排水量 3,500トン
全長、全幅、深さ 113.7m、17.8m、9.2m
主要装備 海洋観測装置
バウスラスター
衛星通信装置
乗員 約90名

就役予定

令和8年(2026年)

写真で見る海洋測定艦「あかし」の命名式・進水式

動画で見る海洋測定艦「あかし」の命名式・進水式