命名式・進水式

命名式・進水式とは

 艦艇が進水する際、防衛省では、まず、その艦艇に対して命名を実施し(命名式)、その後、会社側が進水式を実施します。

令和元年度計画護衛艦「みくま」

 令和3年12月10日(金)三菱重工業株式会社 長崎造船所において、令和元年度計画護衛艦「みくま」の命名式・進水式が行われました。

艦名「みくま」の由来

 護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。  艦名は、募集結果及び各種検討を踏まえ、防衛大臣が決定しました。
 「みくま」は筑後川本流上流部分の一部(大分県日田市付近)の名称(三隈川)に由来した名前となります。

概要

艦番号
基準排水量 3,900トン
全長、全幅、深さ、喫水 133.0m、16.3m、9.0m、4.7m
機関形式 CODAG(2軸)
馬力 70,000PS
主要装備 62口径5インチ砲 1基
SeaRAM 1基
遠隔管制機関銃 2基
VDS、TASS 1式
対機雷戦用ソーナー 1式
UUV 1艇
USV 1機
簡易型機雷敷設装置 1式
哨戒ヘリコプター 1機
VLS装置 1式など
乗員 約90名

就役予定

令和4年(2022年)

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平成30年度計画潜水艦「はくげい」

 令和3年10月14日(木)川崎重工業株式会社 神戸工場において、平成30年度計画潜水艦「はくげい」の命名式・進水式が行われました。

艦名「はくげい」の由来

 潜水艦の名称は、「海象、水中動物の名、ずい祥動物の名」を付与することが標準とされています。
 本艦は、「たいげい」型潜水艦の2番艦であり、「はくげい」は「白鯨」と書き、白いマッコウクジラを意味しています。
 艦名は海上自衛隊の部隊等からの募集結果及び各種検討を踏まえ、防衛大臣が決定しました。

概要

艦番号 514
基準排水量 約3,000トン
全長、全幅、深さ 84.0m、9.1m、10.4m
機関形式(軸数) ディーゼル電気推進(1軸)
主要装備 水中発射管 1式
乗員 約70名

就役予定

令和5年(2023年)

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令和元年度計画護衛艦「のしろ」

 令和3年6月22日(火)三菱重工業株式会社 長崎造船所において、令和元年度計画護衛艦「のしろ」の命名式・進水式が行われました。

艦名「のしろ」の由来

 護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。  本艦は、海上自衛隊の部内から募集し、防衛大臣が決定しました。
 「のしろ」は秋田県の能代川に由来した名前となります。

概要

艦番号
基準排水量 3,900トン
全長、全幅、深さ、喫水 133.0m、16.3m、9.0m、4.7m
機関形式 CODAG(2軸)
馬力 70,000PS
主要装備 62口径5インチ砲 1基
SeaRAM 1基
遠隔管制機関銃 2基
VDS、TASS 1式
対機雷戦用ソーナー 1式
UUV 1艇
USV 1機
簡易型機雷敷設装置 1式
哨戒ヘリコプター 1機
VLS装置 1式など
乗員 約90名

就役予定

令和4年(2022年)

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