命名・進水式

命名・進水式とは

 艦艇が進水する際、防衛省では、まず、その艦艇に対して命名を実施し(命名式)、その後、会社側が進水式を実施します。

平成26年度潜水艦「しょうりゅう」

 平成29年11月6日(月)、川崎重工業株式会社 神戸工場において平成26年度潜水艦「しょうりゅう」の命名・進水式が行われました。

艦艇名「しょうりゅう」の由来

 潜水艦の名称は、「海象、水中動物の名、ずい祥動物の名」を付与することとされています。
 本艦は、そうりゅう型潜水艦の10番艦であり、引き続き「ずい祥動物の名」から選出することとされ、海上自衛隊の部隊等から募集し、防衛大臣が決定しました。
 「しょうりゅう」は「翔龍」と書き、物事を高所から判断し、素早く行動するという意味を持つ龍の意味です。

概要

艦番号 510
基準排水量 2,950トン
全長 84.0m 全幅:9.1m 深さ:10.3m
機関型式(軸数) ディーゼル・スターリング、電気推進(1軸)
主要装備 水中発射管   1式

艤装員長

2等海佐  阿部 純一(あべ じゅんいち)

就役予定

現段階では、未定です。

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平成26年度護衛艦「しらぬい」

 平成29年10月12日(木)、三菱重工業株式会社 長崎造船所において、平成26年度護衛艦「しらぬい」の命名・進水式が行われました。

護衛艦「しらぬい」の由来

 護衛艦の名称は、天象、気象、山岳、河川、地方の名を付与することが標準とされています。
 本艦は、5000トン型護衛艦(DD)の2番艦であり、「天象」の名から選出することとされ、海上自衛隊の部隊からの募集結果及び各種検討を踏まえ、防衛大臣が決定しました。「しらぬい」は「不知火」と書き、九州の八代海に古来伝えられる神秘な火光現象(夜間、無数の光が明減する現象)に由来しております。

概要

艦番号 120
基準排水量 約5,100トン
全長 151m 全幅:18.3m 深さ:10.9m
機関型式(軸数) ガスタービン2基、推進電動機(2軸)
出力 62,500PS
最大速力 30ノット

艤装員長

2等海佐 高須賀 政信(たかすが まさのぶ)

就役予定

平成31年3月頃を予定しています。

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