引渡式・自衛艦旗授与式

引渡式・自衛艦旗授与式とは

 造船所において建造された艦艇が、防衛省に引き渡され、艦艇の所有が移転したことにより、艦(艇)尾に自衛艦旗を掲揚するものです。就役する艦艇は、艦(艇)尾に自衛艦旗を掲揚した時点で、自衛艦として海上自衛隊の編成に加えられると同時に、国際法上の軍艦として扱われることになります。

護衛艦「ゆうべつ」の引渡式・自衛艦旗授与式

 令和7年6月19日(木)三菱重工マリタイムシステムズ株式会社 玉野本社工場において、護衛艦「ゆうべつ」の引渡式・自衛艦旗授与式が行われました。

護衛艦「ゆうべつ」の由来

護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。
北海道を流れる湧別川本流の名称に由来しています。
海上自衛隊の部内から募集し、防衛大臣が決定しました。

概要

艦番号
基準排水量 3,900トン
全長、全幅、深さ、喫水 133.0m、16.3m、9.0m、4.7m
機関形式 CODAG(2軸)
馬力 70,000PS
主要装備
(後日装備品含む)
62口径5インチ砲 1基
SeaRAM 1基
遠隔管制機関銃 2基
SSM装置 1基
VDS、TASS 1式
水上発射管 2基
対機雷戦用ソーナー 1式
UUV 1機
USV 1艇
簡易型機雷敷設装置 1式
哨戒ヘリコプター 1機
VLS装置 1式など
乗員 約90名

艦長

2等海佐 河野 大輔(こうのだいすけ)

写真で見る護衛艦「ゆうべつ」の引渡式・自衛艦旗授与式

護衛艦「ゆうべつ」引渡式・自衛艦旗授与式の動画

護衛艦「によど」の引渡式・自衛艦旗授与式

 令和7年5月21日(火)三菱重工業株式会社 長崎造船所において、護衛艦「によど」の引渡式・自衛艦旗授与式が行われました。

護衛艦「によど」の由来

護衛艦の名称は、「天象、気象、山岳、河川、地方の名」を付与することが標準とされています。
愛媛県及び高知県を流れる仁淀川本流に由来しています。
海上自衛隊の部内から募集し、防衛大臣が決定しました。

概要

艦番号
基準排水量 3,900トン
全長、全幅、深さ、喫水 133.0m、16.3m、9.0m、4.7m
機関形式 CODAG(2軸)
馬力 70,000PS
主要装備
(後日装備品含む)
62口径5インチ砲 1基
SeaRAM 1基
遠隔管制機関銃 2基
SSM装置 1基
VDS、TASS 1式
水上発射管 2基
対機雷戦用ソーナー 1式
UUV 1機
USV 1艇
簡易型機雷敷設装置 1式
哨戒ヘリコプター 1機
VLS装置 1式など
乗員 約90名

艦長

2等海佐 渡邉 大志郎(わたなべ だいしろう)

写真で見る護衛艦「によど」の引渡式・自衛艦旗授与式

護衛艦「によど」引渡式・自衛艦旗授与式の動画