引渡式・自衛艦旗授与式

引渡式・自衛艦旗授与式とは

 造船所において建造された艦艇が、防衛省に引き渡され、その所有となり、艦(艇)尾に自衛艦旗を掲揚するものです。就役する艦艇は、艦(艇)尾に自衛艦旗を掲揚した時点で、自衛艦として海上自衛隊の編成に加えられると同時に、国際法上の軍艦として扱われることになります。

引渡式・自衛艦旗授与式

 令和6年3月8日(金)川崎重工業株式会社 神戸工場において、令和元年度計画潜水艦「じんげい」の引渡式・自衛艦旗授与式が行われました。

艦名「じんげい」の由来

 潜水艦の名称は、「海象、水中動物の名、ずい祥動物の名」を付与することが標準とされています。  艦名は、募集結果及び各種検討を踏まえ、防衛大臣が決定しました。
 「じんげい」は「迅鯨」と書き、海の王者たる鯨が波をけたてて疾走するさまを表現したものです。

概要

艦番号 515
基準排水量 3,000トン
全長、全幅、深さ 84.0m、9.1m、10.4m
機関形式 ディーゼル電機推進(1軸)
馬力 70,000PS
主要装備 魚雷発射管 1式
乗員 約70名

艦長

2等海佐 佐藤 純(さとう じゅん)

写真で見る潜水艦「じんげい」の引渡式・自衛艦旗授与式

動画で見る潜水艦「じんげい」の引渡式・自衛艦旗授与式