平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(ISEAD18)
派遣訓練の目的
インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練を実施し、部隊の戦術技量の向上を図るとともに、各国海軍との連携強化を図るものです。また、本訓練を通じ、地域の平和と安定への寄与を図るとともに、各国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図っていきます。
「自由で開かれたインド太平洋」の前提は、地域の平和と安定であり、海上自衛隊はこの実現に向け、各国との協力を推進していきます。
平成30年度インド太平洋方面派遣訓練について
期間
平成30年8月26日(日)~10月30日(火)
派遣部隊
指揮官 | 第4護衛隊群司令 海将補 福田 達也(ふくだ たつや) |
---|---|
艦艇 | 護衛艦「かが」 (DDH184) 1等海佐 水田 英幹(みずた ひでき) 護衛艦「いなづま」 (DD105) 2等海佐 落水 酉紀(おちみず ゆうき) 護衛艦「すずつき」 (DD117) 2等海佐 衣山 丈夫(きぬやま たけお) |
派遣人員 | 約800名 |
訪問予定国
- インド
- インドネシア共和国
- シンガポール共和国
- スリランカ民主社会主義共和国
- フィリピン共和国
動画で見る活動
(約10分)
写真で見る活動
(10月30日)ISEAD2018は、勝連(沖縄県)に入港し、ISEAD2018の行動は終了しました。
本訓練を通じて、部隊の戦術技量の向上と、各国海軍との連携強化を図りました。
また、地域の平和と安定へ寄与するとともに各国との相互理解の増進と信頼関係の強化を図ることもできました。
(10月29日)「かが」は小火器射撃訓練を行い、隊員の射撃技量の向上を図りました。
「いなづま」は、台風26号接近に伴う「荒天準備」の復旧及び入港に向けて通気試験等を行いました。
また、「かが」は、ヘリの発着艦の無事故記録が1000回に達成しました。これからも安全に留意して各種任務を遂行して参ります。
(10月28日)本訓練最後のレクリエーション(くじ引き大会)を行いました。 乗員はつかの間の娯楽により、明日への活力を養い、厳しい任務に備えます。
(10月27日)天候不良の中、整斉と各種訓練を実施しました。
(10月26日)快晴の中、各種訓練を実施し、シーマンシップのかん養に努めました。また、本日はISEAD2018にとっての最後の海上自衛隊金曜カレーの日でした。乗員は食事を楽しむとともに、明日への活力を養い、厳しい訓練に備えます。
(10月25日)各種訓練を実施しました。
(10月24日)南シナ海において、立入検査隊が訓練を実施しました。本訓練は、「かが」の立入検査隊員が検査対象船舶に見立てた「いなづま」に乗り込み、立入検査する一連の手順で実施しました。
(10月23日)チャンギ港を出港後、シンガポール海軍と親善訓練を実施し、シンガポール海軍との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図りました。
(10月22日)チャンギ港(シンガポール共和国)に入港中のISEAD2018は、現地日本人学校の小学生を「かが」に招待して見学会を開き、交流を図りました。
隊員は、シンガポール海軍博物館を見学し、シンガポール海軍との友好の絆を深めました。
また、米海軍CTF73が「かが」を訪問しました。
(10月18日)ISEAD2018は、チャンギ(シンガポール共和国)に停泊中の護衛艦「かが」において、艦上レセプションを実施しました。拡大ASEAN防衛相会議に参加された各国国防相をはじめとする参加者に、和太鼓や武道等を披露し、日本文化を紹介する良い機会となりました。
(10月18日)ISEAD2018はチャンギ(シンガポール共和国)に入港しました。入港後、第4護衛隊群司令は記者会見を行うとともに、シンガポール海軍艦隊司令官及び在シンガポール日本国大使への表敬を行いました。 また、シンガポール海軍将兵及び各国武官団が「かが」を見学しました。
(10月17日)ISEAD2018は、インド洋において、各種訓練を実施し、シーマンシップのかん養に努めています。
(10月16日)ISEAD2018は、時おり訪れる雨雲の中、インド洋において整斉と各種訓練を実施しました。
(10月15日)海上自衛隊では、厳しい訓練の合間に、各種レクリエーション及び運動等を行うことで、任務に耐えうる健全な身体及び精神の保持・向上にも努めています。
(10月14日)ISEAD2018は、ベンガル湾周辺海域において、日印共同訓練(JIMEX2018)洋上フェーズを実施中です。本日は、立入検査隊訓練を実施し、インド海軍立入検査隊との連携の向上を図りました。また、JIMEX2018の主要な訓練は15日、全て終了しました。「かが」において事後研究会を開き、インド海軍との建設的な意見交換を行いました。
(10月13日)ISEAD2018は、ベンガル湾周辺海域において、日印共同訓練(JIMEX18)洋上フェーズを実施中です。快晴の下、インド海軍の参加艦艇とともに、対潜訓練、洋上給油を含む高度な戦術訓練を実施しました。これら訓練を通じて、海上自衛隊とインド海軍との絆を一層深めていきます。
(10月12日)日印共同訓練(JIMEX2018)洋上フェーズ実施中のISEAD2018は、ベンガル湾周辺海域においてインド海軍参加艦艇「サヒャドリ」、「カドマット」、「キルチ」及び「シャクティ」との対潜戦を含む高度な戦術訓練を実施しました。
(10月11日)ISEAD2018は、日印共同訓練(JIMEX2018)の停泊フェーズが終了し、ヴィシャカパトナム港(インド)を出港しました。 引き続き、ベンガル湾周辺インド洋において洋上フェーズを行います。洋上フェーズでは、様々な戦術的な訓練を予定しており、両国間の強固な信頼関係を礎に、海上自衛隊とインド海軍との絆を一層深めていきます。
(10月9日)ISEAD2018は、ヴィシャカパトナム港(インド)において、インド海軍と共同による立入検査訓練を行い、相互運用性を高めました。また、同日、第4護衛隊群司令(福田達也 海将補)主催の艦上レセプションを「かが」で行い、印海軍 東部艦隊司令官(ディネシュ クマール トリパジ海軍少将)等を招待して親睦を深めました。
(10月8日)ISEAD2018は、ヴィシャカパトナム港(インド)に入港中です。第4護衛隊群司令は、東部海軍コマンド司令官をはじめ印海軍指揮官等に対する表敬訪問を行いました。同日午後、東部海軍コマンド司令官及び印海軍士官が、「かが」を訪問しました。夕刻、印海軍艦艇において共同記者会見を行った後、印海軍主催艦上レセプションが開催され友情を深めることができました。
(10月7日)ISEAD2018は、ヴィシャカパトナム港(インド)に入港しました。乗艦協力プログラムに参加していたスリランカ海軍士官は、「かが」を退艦しました。寄港中、同部隊は、インド海軍との様々な交流プログラムを計画しており、これらを通じて、両国間の強固な信頼関係を礎に、海上自衛隊とインド海軍との絆を一層深めていきます。
(10月6日)ISEAD2018は、乗艦協力プログラムに参加しているスリランカ海軍士官と旗りゅうを使用した通信訓練及び操艦訓練等を実施しました。本日で、主要なプログラムは全て終了し、海上自衛隊とスリランカ海軍との絆を一層深めることができました。
(10月5日)ISEAD2018は、引き続き、乗艦協力プログラムに参加しているスリランカ海軍士官と共に各種セミナー及び訓練を実施し、日本、スリランカ海軍種間の絆を一層深めています。また、夕刻に洋上慰霊祭を行い、英霊に花を捧げました。
(10月4日)ISEAD2018は、コロンボ(スリランカ民主社会主義共和国)を出港し、スリランカ海軍と捜索・救難訓練を実施しました。その間、乗艦協力プログラムに参加しているスリランカ海軍士官も本訓練を見学しました。これらの訓練を通して、スリランカ海軍との連携をより一層深めることができました。
(10月2日)ISEAD2018は、コロンボ(スリランカ民主社会主義共和国)において、「かが」での艦上レセプションを実施し、スリランカ海軍との絆をより一層深めることができました。
(10月1日)ISEAD2018は、コロンボ(スリランカ民主社会主義共和国)において、スリランカ海軍とスポーツ交歓を実施したとともに、現地の小学生を護衛艦「かが」に招待して文化交流を行いました。また、第4護衛隊群司令(福田海将補)は、ウルゲテナ西部管区司令官及びラナシンハ海軍司令官を表敬訪問したのち、日本人墓地を訪問し、献花を行い祈りを捧げました。
(9月30日)ISEAD2018は、コロンボ(スリランカ民主社会主義共和国)に入港し、温かい歓迎を受けました。入港後は第4護衛隊群司令による記者会見及び「かが」、「いなづま」において特別公開を実施しました。 寄港中、派遣部隊は様々なプログラムを実施する予定であり、両国間の強固な信頼関係を礎に、日本、スリランカ海軍種間の絆を一層深めていきます
(9月29日)ISEAD2018は、立入検査訓練等を実施しつつインド洋を航行中です。引き続き、身体及び精神の修養に努め、あらゆる任務に即応し得る態勢を備え、地域の平和と安定への寄与を図ります。
(9月28日)ISEAD2018は、インド洋において、各種訓練を実施し、運航技量の向上及びシーマンシップのかん養に努めました。また、金曜日は海上自衛隊カレーの日であり、乗員は食事を楽しむとともに、明日への活力を養い、厳しい訓練に備えます。
(9月27日)ISEAD2018は、インド洋において、対空射撃訓練や立入検査訓練を行いました。本訓練を通じて、部隊としての戦術技量の向上を図ります。
(9月26日)スマトラ島西方海空域において、英国海軍フリゲート艦「アーガイル」と共同訓練を実施しました。本訓練を通じて、戦術技量の向上及び、英国海軍との連携の強化を図ります。
(9月26日)インド洋において、射撃訓練(12.7mm機関銃射撃)を実施しました。射撃訓練は安全かつ適切に実施され、部隊としての戦術技量の向上を図ることができました。
(9月24日)あらゆる事態に対応できる態勢を構築すべく、訓練を実施しつつ、インド洋を航行しています。 海上自衛隊は、本訓練を通じて、地域と平和の安定へ寄与を図ります。
(9月23日)ISEAD2018は、スンダ海峡を通過し、南シナ海からインド洋に進出中です。本日は、旗りゅうを使用した通信訓練等を実施し、シーマンシップのかん養に努めました。
(9月22日)ISEAD2018は、ジャカルタ(インドネジア)を出港しました。出港後はインドネシア海軍と親善訓練を行い、インドネシア海軍との連携をより一層深めました。その後、先に日本に帰投する「すずつき」を見送り、ISEAD2018は、「かが」、「いなづま」の2隻にて、引き続きあらゆる任務に即応し得る態勢を備え、地域の平和と安定への寄与を図ります。
(9月21日)ジャカルタ港(インドネシア共和国)に入港中の派遣部隊は、「いなづま」の一般公開を実施しました。地元の方々とふれあい、乗員はより一層、インドネシアとの相互理解と友情を深めました。
(9月20日)ジャカルタ港(インドネシア共和国)に入港中の派遣部隊は、インドネシア海軍とサッカーによるスポーツ交歓、現地の高校への訪問、インドネシア海軍による「かが」見学及びジャカルタ市民に対する「すずつき」一般公開などを実施しました。今年はインドネシアとの国交樹立60周年の記念すべき年でもあり、様々な交流を通じて、日尼の更なる絆を深めました。
(9月19日)ジャカルタ港(インドネシア共和国)に入港中の派遣部隊は、カリバタ英雄墓地を訪問し、英霊に対し献花を行い、祈りを捧げました。また、護衛艦「すずつき」及び「いなづま」においてレセプションを実施し、インドネシア海軍との絆をよりいっそう深めました。
(9月18日)ISEAD2018は、インドネシア共和国ジャカルタ港に入港し、温かい歓迎を受けました。その後、第4護衛隊群司令(海将補 福田達也)は、インドネシア海軍 デニー第3海軍主要基地隊司令との共同記者会見を行うとともに、フユド第1艦隊司令官への表敬を行いました。
(9月17日)派遣部隊は、洋上慰霊祭を行い、英霊に対して献花するとともに、弔銃と黙とうで哀悼の意を捧げました。
(9月16日)派遣部隊は、順調に航海を継続し、海洋国家日本の海上部隊として高い技量の維持向上に努めています。
(9月15日)南シナ海において、航海中にシップハンドリング(操艦)訓練、儀じょう隊訓練などの基本的訓練から戦術訓練まで、各種訓練を実施し、運航技量の向上及びシーマンシップのかん養に努めました。
(9月13日)南シナ海を航行しつつ、様々な事態に備えるべく、高度な戦術訓練を実施し、部隊の練度向上に努めました。
(9月12日)南シナ海において洋上での対水上射撃訓練(「いなづま」76mm砲、「すずつき」127mm砲)を行いました。射撃訓練は、安全かつ適切に実施され、部隊としての戦術技量の向上を図りました。
(9月11日)護衛艦「かが」は、南シナ海において、護衛艦「いなづま」及び「すずつき」に洋上給油を行いました。給油作業を完了し、更なる航海に備える態勢を確立しました。
(9月10日)護衛艦「かが」及び「いなづま」は、戦闘中に受けた被害を局限することを目的とした「戦闘被害対処訓練」を、「すずつき」は、飛行科による航空機の艦上整備作業を行いながら南シナ海を航行しています。
(9月9日)ISEAD18は、訓練を行いながら南シナ海を航行中です。「かが」哨戒ヘリの発着艦訓練、機関科員による機器類の点検等を行いました。
(9月8日)平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(ISEAD18)は、訓練を実施しつつ南シナ海を航行中です。
(9月7日)フィリピン海軍C-90とパラワン島周辺海域において捜索・救難訓練を実施しました。
(9月6日)平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(ISEAD18)(護衛艦「かが」、「いなづま」、「すずつき」)はスルー海を航行中です。
(9月4日)平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(ISEAD18)は、スービック港(フィリピン共和国)に入港中であり、約50名のフィリピン海軍関係者を招いて艦船整備セミナーを実施しました。海上自衛隊の艦船、機関整備について紹介するとともに、整備に関しての活発な意見交換を行い、両国の相互理解を深めることができました。また、同日午後、フィリピン海軍の士官及び下士官約100名が「かが」を見学しました。その後、フィリピン海軍主催レセプションがフィリピン海軍ドック型輸送艦「ターラック」において行われ、乗員は温かい歓迎を受けるとともに友好を深めることができました。
(9月3日)比国海軍とのスポーツ交歓を実施し、午後、第4護衛隊群司令が、比国海軍教育訓練軍団司令官の表敬を行いました。その後、「かが」にて第4護衛隊群司令主催のレセプションが行われ、比国海軍との絆をより一層深めました。
(9月2日)スービック港(フィリピン共和国)で、燃料搭載等の諸作業を実施、次の航海への準備を実施しました。
(9月2日)平成30年度インド太平洋方面派遣訓練部隊(ISEAD18)は、フィリピン共和国スービック港に入港中です。昨日のドゥテルテ大統領の派遣部隊訪問においては、大野防衛大臣政務官が在フィリピン大使館羽田大使とともに出迎え、「かが」艦内を案内しました。大統領は栄誉礼を受けられた後、司令公室において第4護衛隊群司令によるブリーフィングを受けられ、艦内を見学されました。最後は、乗員に対して激励の言葉をかけられ、「かが」を退艦しました。今回の訪問を通じて、我々は、フィリピンとのより一層の強固な信頼関係を構築していくことを確認しました。また、海軍種間の絆を一層深め、フィリピン海軍とともに地域の平和と安定に向けて前進していきます。
(8月31日)フィリピン西方海域において「ロナルド・レーガン」空母打撃群(米空母「ロナルド・レーガン」、巡洋艦「アンティータム」及び駆逐艦「ミリウス」)と日米共同訓練を実施しました。海上自衛隊は本訓練を通じて、海上自衛隊と米海軍のインターオペラビリティの更なる向上を図るとともに、地域の平和と安定に貢献する日米同盟の強靭性を示しました。
(8月30日)洋上での射撃訓練(PHALANX PAC射撃及び12.7㎜機関銃射撃)を実施しました。射撃訓練は安全かつ適切に実施され、部隊としての戦術技量の向上を図ることができました。
(8月29日)立入検査隊等の訓練を実施しつつ、太平洋を航行中です。
(8月28日)洋上補給訓練を実施、部隊運用能力及び各艦の運航技量の確認を行いました。
(8月27日)平成30年度インド太平洋方面派遣訓練(ISEAD2018)を実施中の第4護衛隊群司令(海将補 福田 達也(ふくだ たつや))を指揮官とする護衛艦3隻(かが、いなづま、すずつき)は、訓練を実施しつつ、太平洋を航行中です。本訓練は、部隊の戦術技量の向上を図るとともに、各国海軍との連携強化を図るものです。また、本訓練を通じ、地域の平和と安定への寄与を図るとともに、各国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図っていきます。
(8月26日)護衛艦「かが」及び「いなづま」は、多くの家族等に見送られ、呉基地を出港しました。