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輸送艦「ねむろ」は、昭和51年11月18日、佐世保重工業において起工、昭和52年6月16日進水、同年10月27日竣工、同日付をもって大湊地方隊に編入となり、地方隊唯一の輸送艦として、主として東北、北海道方面における、業務輸送等に従事してきた。
昭和５３年３月２４日に就役、第３護衛隊群第２１護衛隊に編入、佐世保を母港に任務に就く。 昭和５７年３月２７日、第４護衛隊群第２３護衛隊に編入替し、大湊を母港として任務につき、平成２年１月３１日、大湊地方隊に編入。 平成９年３月２４日、第２５護衛隊に隊番号を変更した。 そして、平成１７年６月１７日、２７年の使命を終え、大湊基地で自衛艦旗返納式が行われた。
護衛艦「いしかり」は、昭和５４年５月１７日、三井造船玉野事業所において起工、昭和５５年３月２８日進水、昭和５６年３月２８日就役、同日をもって大湊地方隊に配備され、就役から除籍まで大湊地方隊の艦として転籍することなく活躍した。
ミサイル艇「３号」は平成５年３月８日、住友重工浦賀造船所起工、平成６年６月１５日進水、平成７年３月１３日竣工、同日に余市防備隊に編入、ミサイル艇１、２号と共に沿岸防備に従事、平成２２年６月２４日大湊基地にて自衛艦旗を返納し除籍となる。
掃海艇「うわじま」は、瀬戸内海に位置する宇和島に由来し、平成２年１２月１９日「うわじま」型掃海艇の１番艇として就役、同日第２掃海隊群第２掃海隊に編入され、平成１２年３月編成替えにより、函館基地隊第４５掃海隊に編入された。
護衛艦「ゆうばり」は、「ゆうばり」型護衛艦の１番艦として、昭和５４年度に計画された沿岸海域用護衛艦である。 昭和５８年３月１８日に就役、同日大湊地方隊第３５護衛隊に編入された。その後、何度かの編制替えを経て平成２０年３月３１日、第１５護衛隊所属となり、就役から除籍まで北の海の護りの要として活躍した。
護衛艦「ゆうべつ」は、「ゆうばり」型護衛艦の２番艦として、日立造船舞鶴工場において昭和５８年１月２５日に進水し、昭和５９年２月１４日に就役、同日大湊地方隊第３５護衛隊に編入された。 その後、何度かの編制替えを経て平成２０年３月３１日、第１５護衛隊所属となり、就役から除籍まで北の海の護りの要として活躍した。
