Japan Maritime Self-Defense Force Coastal Defense Group Yoichi

女性労働者の現状

　女性の労働者数は年々増加しています。自衛隊も例外でなく、２０１７年３月末では約１．４万人

（全自衛官の約６．１％）の女性自衛官が働いています。

　余市防備隊では、現在３名の女性自衛官が勤務しています。

　また、事務を専門とする、事務官の採用もあります。

　女性の活躍していける環境づくり、そして男女問わず全ての隊員の「働き方改革」による仕事と生活

の調和を進めています。

自衛隊の魅力と働きやすさ

休 暇

　土日祝日など休日に出勤した場合には、平日に代休をもらうことができます。

　年末年始、お盆、その他にも各種特別休暇（産休・育休・介護休暇など）をとることができ、

勤務先も、事情があれば実家や家族の住んでいる場所の近くにしてもらえる場合があり、

仕事をやめずに介護に出産や育児との仕事の両立が可能なとても恵まれた仕事環境です。

　さらに詳しく知りたい方はこちら。

福利厚生

自衛隊の福利厚生は保険がとても充実しています。たくさんある中から少しだけ紹介します。

　●もしものための充実した保険
　　防衛省職員団体保険・防衛省職員団体医療保険・防衛省職員団体年金保険　等
　　(一例 夫婦子(１人)の３人家族で3,600円～、３大疾病オプション最大 男性950円～、女性870円)

　●いろいろな企業からの割引などのサービス
　　旅行・レジャー・ショッピングなどの割引
　　(余市の場合、近隣温泉の割引券や、スキー場の割引券があります。)

　●さまざまな手当て
　　扶養手当・航空作業手当て・乗り組み手当て・夜間看護手当　等
　　(詳しくは表２)

　また自衛隊病院を無料で受診することができます。
　このように、様々な保険や手当が充実しているので、安心して働くことができます。

---

給 料

表１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２９．４．２４

学　歴	民間企業 初任給 平均	入隊種別	自衛隊 初任給
高　卒	￥１４９，７００	自衛官候補生	￥１３０，８００ 　　※入隊３ヶ月後↓ 　　 ￥１６６，５００
		防衛大学校学生	￥１０８，３００
高専・短大卒	￥１６６，８００	一般曹候補生	￥１６６，５００
大学卒	￥１９４，１００	幹部候補生（防大、一般大卒）	￥２２２，０００
大学院卒	￥２１０，９００	幹部候補生、大学院卒	￥２４３，１００

　※候補生は入隊直後の教育機関での処置であり、部隊配属後は、役職専門担当として勤務します。

　民間、自衛隊共にここから年金や所得税が引かれ実際に手元に残る額はこれよりも少なくなります。

　民間企業であればここから家賃・水道光熱費・食費などがかかりますが、

自衛隊は住む所、食事がかかりません！なので民間企業に比べると手元に残るお金が多くなります。

　また年２回のボーナスがあり、夏はお給料の２．０７５ヶ月分、冬はお給料の２．２２５か月分必ず

もらえます。手元に残るお金が多い分、貯金や趣味に使うことができます。

表２

手当の一例
艦艇乗組手当	現号俸の　３３％　潜水艦　４５．５％
航海手当	１日あたり、５９０円　～
寒冷地手当	余市の場合、妻、子（２人）で　約２３，３６０円
扶養手当	妻、子（２名）で　約２６，５００円
住居手当		最大　２７，０００円（官舎の場合はないですが、格安で入居可）
単身赴任手当		距離により　３０，０００円　～　１００，０００円

　※勤務年数、階級等により増減します。

---

取得可能な資格　

●飛　行：ジェットパイロット、ヘリコプターパイロット免許

●航空管制：航空交通管制技能証明書 ４種類、航空無線通信士　等

●航空機整備：フォークリフト免許、大型運転免許、電気工事士、危険物取扱主任　等

●射　撃：乙種危険物取扱責任者、乙類火薬類取扱責任者、４級小型船舶操縦士

●航海・船務：クレーン操縦士、４級海技士

●機　関：ボイラー整備士、１、２級ボイラー技士、高圧ガス取扱責任者、機関４級海技士（内燃）等

●掃海機雷：クレーン免許　等

●艦船整備：消防設備士乙種４類、特殊無線技師、第３種電気主任技術士　等

●衛　生：理学療法士、保健師、救急救命士、准看護師、看護師、治療放射線技師、臨床検査技師

●補　給：大型特殊運転免許　等

●調　理：調理師免許、船舶調理師

●気象海洋：気象予報士、測量技師

●潜　水：潜水士免許

●施　設：測量士、建築士、大型・大型特殊免許　等


　上記の資格が取得でき、自分の職種に必要であれば無料で取得することができます。