皆さん、こんにちは。今回は岩手県奥州市で2日間にわたり演奏してまいりました。
演奏会の始まりは、吹奏楽の名曲を多く生み出した、アルフレッド・リードの「ヴィヴァ・ムシカ」で華々しく幕を開け、ホルストの「吹奏楽のための第2組曲」で吹奏楽らしい響きを届けました。そして、「日本の歌百選」のうちの一つ「里の秋」を情緒豊かにお贈りしました。日に日に寒さも増してくる中、童謡を聴くとなんだか心が温まりますよね。
第1部のおしまいは、大湊音楽隊委嘱作品、石毛里佳作曲、「艦の記憶」をお贈りしました。この作品は、大湊地区の厳しい寒さや海上での訓練の様子、そして勇ましく進む艦の様子が描かれています。YouTubeでも私たちの演奏動画が上がっているのでぜひ一度ご覧になってください。
第2部では岩手県出身の作家、宮沢賢治が作詞作曲した「星めぐりの歌」をユーフォニアムソロで演奏しました。お客さんだけではなく、演奏をしている私たちも宮沢賢治の世界感に浸ることができました。
その他もジャズや人気アニメの主題歌などバラエティにとんだプログラムでお贈りしました。
アンコールでは岩手県奥州市の方々にはなじみの深い「とんがり帽子」を司会も務めた川崎3尉のボーカルとともに演奏を始めると、会場からは手拍子が起こり、その日のプログラムで一番の盛り上がりをみせました。
少しずつではありますが、皆様の前で演奏する機会が増えてまいりました。
それでは、次のレポートもお楽しみに!
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