海洋観測艦わかさ

■わかさ艦長挨拶

準備中 

わかさ艦長 2等海佐 菅原 君和

 

■わかさ先任伍長挨拶

 本日は、海洋業務・対潜支援群のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 わかさ先任伍長の中田曹長です。
私は令和元年12月10日にわかさ先任伍長に任命され、私が海曹士の一番年上となり老兵になったことを実感しています。
 では、わかさの概要を簡単に説明したいと思います。わかさは昭和61年に就役し、今年3月に無事就役35周年を迎えることができました。基準排水量2,050トン、全長97mの小さな艦です。所属する部隊は、自衛艦司令部隊下の海洋業務・対潜支援群で同じ海洋観測艦の「にちなん」「しょうなん」とともに第1海洋観測隊に属しています。わかさは現在、海上自衛隊艦艇の中で一番年上のお姉さんとなります。一番年上のお姉さんですが就役当時から現在の乗員に至るまで彼女の機嫌を損ねないように、日々丁寧に整備や傷んだところを修復しており、お化粧直し(ペンキ塗り)をしたりしていつもきれいな状態に保つことを心掛けたおかげで、今も美しく若々しい姿で頑張っています。
 次に、主な任務は、気象海洋のデータを収集しております。我々の収集した情報が対潜戦における予察の諸元となるので特に潜水艦や護衛艦からは大変重宝されております。
 次に、わかさ乗員についてです。現在、北は北海道、南は鹿児島県、全国津々浦々の出身者約80名(女性自衛官7名)が乗艦しています。海洋観測艦は護衛艦と比べ単艦で行動することが多く単調な作業ばかりですが乗員は自分の仕事に誇りを持ち、日々、老若男女仲間意識を持って助け合い任務についています。
最後に、私たちが心置きなく任務に従事できるのはご家族のご理解やご支援があってこそできるのです。これからも皆様の御深いご理解ご支援を賜りますよう宜しくお願いいたします。

わかさ先任伍長 海曹長 中田 達也