下北海洋観測所

■下北海洋観測所所長挨拶

 下北海洋観測所は、昭和56年(1981年)7月に開所し、40年にわたって海上自衛隊が任務遂行のために必要な海洋観測を行っております。
部隊名の「下北」が示すとおり、青森県は下北半島の太平洋側に位置し、群司令部(神奈川県横須賀市)はもとより、直近の海上自衛隊の部隊等(大湊地方総監部地区)まででも、車で45分程度かかるような立地で、他部隊との交流も限られています。
 しかしながら、海岸へ出れば下北ジオパーク東通村ジオサイトの一つ「猿ヶ森砂丘ジオサイト」があり、車で北へ30分移動すれば寒立馬(かんだちめ:絶滅した南部馬の血を引くとされ、がっちりした体型の馬)のいる「尻屋崎」と、大変自然豊かな環境のもと任務にあたっております。
また、東通村防災訓練や地域の清掃活動など、可能な範囲で地域住民の皆様のお手伝いをさせていただいております。
 下北海洋観測所は、皆様の負託に応えられるよう、今なすべきことは何か、今自分に与えられた「本分」は何かを常に考えながら任務にまい進いたしますので、海上自衛隊に対する御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年5月
下北海洋観測所長
2等海佐 長岩 友久

 

■下北海洋観測所先任伍長挨拶

 下北海洋観測所ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 私は、令和4年1月25日付、下北海洋観測所第12代先任伍長に任命されました 中美 貴仁(なかみ たかひと)です。
 下北海洋観測所は、下北ジオパークや日本一の砂丘(非公認)など大自然に囲まれた本州最北、青森県の下北半島に所在しています。身近にニホンカモシカやキツネ等の野生動物も生息しており、ランニング中にクマに遭遇することも日常茶飯事です。冬は寒さと風雪の厳しい環境ではありますが、四季折々自然の恵みの楽しみもあり、我々隊員は笑顔で元気はつらつと勤務をしております!
 また、地域住民や企業団体と積極的にイベント等に参加し、交流を図るとともに、隊員と家族が共に支え合える環境を整えて参ります。今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申しあげます。