海上幕僚長を出迎え、厳粛な空気の下、整斉と式典を挙行します。

一般幹部候補生課程は約一年間、飛行幹部候補生課程は約半年間の教育を修了し、卒業生の一人一人に学校長から卒業証書が手渡されます。

卒業式を終了した卒業生は、赤レンガの正面玄関からそれぞれの任地に向け第一歩を踏み出します。

ご家族、ご来賓、職員、在校生に見送られる中、胸を張って行進します。

第１術科学校の正門である表桟橋から支援艦に乗艦するために交通艇を使って移動します。

航空部隊からも航空機が、祝賀飛行のため飛来します。

ご来賓、職員、在校生は、「帽振れ」をして、岸壁から卒業生を見送ります。

一般幹部候補生課程の卒業生は、日本国内で練習航海を実施した後、５月頃遠洋練習航海に出発します。その後、各部隊において幹部自衛官として勤務します。
飛行幹部候補生課程の卒業生は、このまま外洋練習航海に出発します。その後、航空部隊においてパイロットとして勤務します。