コロナ禍での舞鶴音楽隊ファミリーコンサート

 新年あけましておめでとうございます。トロンボーンを担当しております北村3曹です。今年も舞鶴音楽隊をよろしくお願いいたします。
 昨年を振り返って、やはり一番大きなイベントとしまして、8月30日(日)舞鶴市総合文化会館において行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊ファミリーコンサート~舞鶴の皆様とともに~ではないでしょうか。コロナ禍の中ではあったものの、たくさんの方に足をお運び頂き、大盛況のうちに幕を閉じることができました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、様々なイベントが自粛となり、舞鶴音楽隊も約半年ぶりの演奏会でした。
 当日は残暑厳しい中、開場前からたくさんのお客様にお越しいただき、ソーシャルディスタンスを保って並んでいただいたり、入場時の検温、手指の消毒やマスクの着用をお願いしました。また、座席も一席置きに配置し、会話は控えていただくといった今までにない制約もお願いし、静かに開演までお待ち頂きました。

演奏会は、感染防止策として公演時間を1時間とし、座席数の半減に伴い同じプログラムでの昼夜2回公演で実施しました。開演のベルが鳴り終わると同時に、舞台裏から静寂を破るサンバ隊が登場。舞鶴音楽隊隊長 北村 善弘1尉の指揮による「恋のカーニバル」で華々しく幕が上がりました。


 2曲目は、真柴 一生1曹によるバグパイプのソロで「ハイランド・カテドラル」を演奏し、勇壮で誇らしい旋律を披露しました。


 演奏会も佳境に入り、このホームページの活動レポート「キッチンがパニックやっ!」にもあります「パニックキッチン協奏曲~キッチン用具と吹奏楽のための~」を演奏しました。この曲は、ホームページ上のギャラリー→Youtube→パニックキッチン協奏曲でお聴きいただけます。コック姿に扮した打楽器奏者の木原 由惠2曹が華麗なバチさばき(包丁さばき!?)で会場を魅了。途中、せっかく作った料理をこぼしてしまう演技も交え、ユーモア溢れるステージとなりました。


 続いて、小編成アンサンブルで「幻想即興曲~JIVE~」。ショパンの幻想即興曲を僭越ながら、私、北村 智紀3曹がキーボードソロで演奏すると、ドラムやテューバが加わり、アルトサックス、トロンボーンが次々とステージに入場。原曲の旋律をジャズアレンジに変えた演奏を披露し、お洒落な空間を演出しました。


 そして、演奏会最後の曲は、アメリカジャズ界の巨星ディジー・ガレスピーの代表作「マンテカ」。ガレスピー流のジャズ表現である野性的でワイルドな音楽を、橋本 真史2曹のテナーサックスと野田 正和1尉のトランペットのアドリブソロを交え、会場を熱気に包みました。



 プログラム終了後も鳴り止まない拍手を頂き、アンコールにお応えして、髙見 聡3曹が「My hometown舞鶴~このタカラモノを未来へ~」を大熱唱。


 それでも鳴り止まない拍手に北村隊長が応え、海上自衛隊音楽隊アンコール曲でお馴染みの行進曲「軍艦」をお聴きいただき、田畑 隼平3曹による「巡検らっぱ」で、静かに幕を下ろしました。


 お客様からは、「半年ぶりの生の演奏に興奮した。」と言っていただき、いかに音楽が、人々の心を豊かにするものかを再認識しました。大変な時世ではありますが、今後もこの感染防止策のノウハウを生かした演奏会を開催し、お客様が笑顔で会場を後にすることができますよう、日々精進してまいります。
                                       3等海曹 北村 智紀

 新年あけましておめでとうございます。トロンボーンを担当しております北村3曹です。今年も舞鶴音楽隊をよろしくお願いいたします。
 昨年を振り返って、やはり一番大きなイベントとしまして、8月30日(日)舞鶴市総合文化会館において行われた海上自衛隊舞鶴音楽隊ファミリーコンサート~舞鶴の皆様とともに~ではないでしょうか。コロナ禍の中ではあったものの、たくさんの方に足をお運び頂き、大盛況のうちに幕を閉じることができました。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため様々なイベントが自粛となり、舞鶴音楽隊も約半年ぶりの演奏会でした。
 当日は残暑厳しい中、開場前からたくさんのお客様にお越しいただき、ソーシャルディスタンスを保って並んでいただいたり入場時の検温、手指の消毒やマスクの着用をお願いしました。また、座席も一席置きに配置し、会話は控えていただくといった今までにない制約もお願いし、静かに開演までお待ち頂きました。

演奏会は、感染防止策として公演時間を1時間とし、座席数の半減に伴い同じプログラムでの昼夜2回公演で実施しました。開演のベルが鳴り終わると同時に、舞台裏から静寂を破るサンバ隊が登場。舞鶴音楽隊隊長 北村 善弘1尉の指揮による「恋のカーニバル」で華々しく幕が上がりました。


 2曲目は、真柴 一生1曹によるバグパイプのソロで「ハイランド・カテドラル」を演奏し、勇壮で誇らしい旋律を披露しました。


 演奏会も佳境に入り、このホームページの活動レポート「キッチンがパニックやっ!」にもあります「パニックキッチン協奏曲~キッチン用具と吹奏楽のための~」を演奏しました。この曲は、ホームページ上のギャラリー→Youtube→パニックキッチン協奏曲でお聴きいただけます。コック姿に扮した打楽器奏者の木原 由惠2曹が華麗なバチさばき(包丁さばき!?)で会場を魅了。途中、せっかく作った料理をこぼしてしまう演技も交え、ユーモア溢れるステージとなりました。


 続いて、小編成アンサンブルで「幻想即興曲~JIVE~」。ショパンの幻想即興曲を僭越ながら、私、北村 智紀3曹がキーボードソロで演奏すると、ドラムやテューバが加わり、アルトサックス、トロンボーンが次々とステージに入場。原曲の旋律をジャズアレンジに変えた演奏を披露し、お洒落な空間を演出しました。


 そして、演奏会最後の曲は、アメリカジャズ界の巨星ディジー・ガレスピーの代表作「マンテカ」。ガレスピー流のジャズ表現である野性的でワイルドな音楽を、橋本 真史2曹のテナーサックスと、野田 正和1尉のトランペットのアドリブソロを交え、会場を熱気に包みました。




 プログラム終了後も鳴り止まない拍手を頂き、アンコールにお応えして、髙見 聡3曹が「My hometown舞鶴~このタカラモノを未来へ~」を大熱唱。



 それでも鳴り止まない拍手に北村隊長が応え、海上自衛隊音楽隊アンコール曲でお馴染みの行進曲「軍艦」をお聴きいただき田畑 隼平3曹による「巡検らっぱ」で、静かに幕を下ろしました。



 お客様からは、「半年ぶりの生の演奏に興奮した。」と言っていただき、いかに音楽が、人々の心を豊かにするものかを再認識しました。大変な時世ではありますが、今後もこの感染防止策のノウハウを生かした演奏会を開催し、お客様が笑顔で会場を後にすることができますよう、日々精進してまいります。                     3等海曹 北村 智紀

2021年02月03日