2023年5月

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練習艦隊 出港見送り

令和5年5月8日(月)、呉基地にて練習艦隊の出港見送りを行いました。

練習艦隊は、3月に海上自衛隊 幹部候補生学校を卒業した約170名の実習幹部を乗せ、近海練習航海を実施しており、その途中で呉に寄港していました。

当日は、練習艦隊司令官 今野将補が出港あいさつをした後、来賓や乗員の家族が見守るなか、練習艦「かしま」」「はたかぜ」は呉を出港しました。

第72回掃海殉職者追悼式

令和5年5月27日(土)、香川県琴平町 金刀比羅宮にある掃海殉職者顕彰碑前にて第72回掃海殉職者追悼式を行いました。
今年は、新型コロナウイルスに関する状況が変わり、従来どおりご遺族及びご来賓のご参列を得て開催しました。

式では、執行者の呉地方総監 伊藤海将が挨拶を述べ、掃海隊群司令 金刺海将補をはじめとする来賓の国会議員等により追悼の辞を奉唱、儀じょう隊が殉職者に対し敬礼・弔銃発射で弔意を表し、隊員らによる献花の後、呉音楽隊が追悼演奏を行いました。

「掃海殉職者追悼式」とは

昭和20年8月の太平洋戦争の終戦時、日本近海には、米軍および日本軍が敷設した6万7000余個に及ぶ各種機雷が残されていたため、当時海軍省は、同年10月に掃海部隊を編成して機雷の除去作業を開始しましたが、昭和27年に全国の主要航路、港湾で安全宣言が出されるまでの6年有余の間に、作業中の爆発事故などで多くの隊員の命が失われました。
これら殉職隊員の偉業を後世に伝えるために、全国の32港湾都市の市長らが発起人となり、昭和27年6月に、当時の吉田茂首相の揮毫により「掃海殉職者顕彰碑」が建立され、以来、毎年追悼式を行っています。