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第57回「隊長のつれづれなるままに」(令和6年7月 第41回)

 

 「石の上にも三年いれば暖まる」と言いますが、この猛暑では冷たい石の方がありがたく感じてしまいます。早いもので7月7日をもって呉音楽隊に着任して丸三年が経ちました。前回の勤務の時は、掛長に続き科長職を命ぜられたので、約4年間呉音楽隊に勤務しましたが、東京・佐世保・大湊の音楽隊では3年以内に異動があったので、この呉の地との縁の強さに驚きを感じています。むっむ!掛長?係長じゃないのかな?と思われた方もいるかもしれませんが、私も音楽隊に配属されてから、この「掛」に疑問を持ち続けていました。「掛」と「係」の違いは何だろうと調べたこともありましたが、しっかりとした規則で決まっていたことは記憶していますが、説明できるほどの理解力は、私には備わっていないようです。何となく覚えているのは、部隊の長が必要と認める担当部署が「掛」だったような。なので、他の音楽隊で勤務をすると、掛の名称が違うので慣れるまで時間が掛かった記憶があります。
 そのほか自衛隊に入隊してから初めて聞く用語も多々あり、最初は日本語なのかどうなのか理解できず、辞書を引いたりしましたが結局辞書にも載っていない文言で頭の中は??の期間がありました。時間が経つにつれてその言葉も聞き取れるようになりましたが、今度は日常で自衛隊用語を普通に使ってしまうので、身近にいる家族は??な顔をすることが多々あります。「買い物は、ヒト・サン・フタ・マルに家を出発するといいのかなぁ。」などなど、特に時間(午後1時20分)は当たり前に使ってしまいます。
 自衛隊入隊が平成5年なので、もう、30年以上海上自衛隊生活をしていることになり、私の体は細胞レベルで自衛官になっているのかもしれません。自衛隊にも30年いれば…。