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第55回「隊長のつれづれなるままに」(令和6年6月 第40回)

 

 雨(あめ)、雫(しずく)、霤(あまだれ)、霖(ながあめ)、露(つゆ)、靄(もや)、霧(きり)、雺(きりもや)、雷(いかずち)、電(いなずま)、霓(にじ)、雲(くも)、曇(くもり)、霉(かび)、霑(うるおい)、雪(ゆき)、霰(あられ)、雹(ひょう)、霜(しも)、霽(はーれる)などなど。
 漢字を眺めるのが何となく好きで、この季節と言えば「雨」と言うことで雨にちなんだ漢字を調べてみました。雨の下で「しずく」、雨が留まるで「あまだれ」、雨に林で「ながあめ」など、これらの漢字を作った人の観察力に思いを馳せてしまいます。雷に尻尾みたいなものが伸びると電(いなずま)になるなんて、脳みそに稲妻が走るほどの衝撃を受けました。
 
漢字を眺める楽しさの他にも、四字熟語辞典やことわざ辞典を眺めることも何となく好きでふと目に付く文字に心救われることも多々あり、暗中模索の時などはこれらの辞典を手にしていることが恒例です。と言いながらも、辞典を最初から最後のページまで見たことはなく、占いでもするかのように「えぃっ!」と開いたページだけを見るような使い方をしていたので、今回は、全身全霊で最初から最後までのページをめくりながら「雨」にまつわる漢字が使われている四字熟語を探してみようと考え、言行一致になるように一所懸命、迅速果敢にページをめくり始めました。その結果は以下のとおりです。晴耕雨読の種子に如何でしょうか。

「雨」:雨不破塊(あめつちくれをやぶらず)、雨霖鈴曲(うりんれいきょく)、旱天慈雨 (かんてんのじう)、五風十雨(ごふうじゅうう)、櫛風沐雨(しっぷうもくう)、晴好雨奇(せいこううき)、晴耕雨読(せいこううどく)
「雲」:雲煙過眼(うんえんかがん)、雲散霧消(うんさんむしょう)、雲心月性(うんしんげっせい)、雲中白鶴(うんちゅうのはっかく)、雲泥之差(うんでいのさ)、間雲孤鶴(かんうんこかく)、閑雲野鶴(かんうんやかく)、月卿雲客(げっけいうんかく)、行雲流水(こううんりゅうすい)、青雲之志(せいうんのこころざし)、風雲之志(ふううんのこころざし)
「露」:刻露清秀(こくろせいしゅう)、露往霜来(ろおうそうらい)
「霧」:五里霧中(ごりむちゅう)
「雷」:疾風迅雷(しっぷうじんらい)、付和雷同(ふわらいどう)、雷陳膠漆(らいちんこうしつ)
「電」:電光石火(でんこうせっか)
「雪」:詠雪之才(えいせつのさい)、蛍雪之功(けいせつのこう)、蛍窓雪案(けいそうせつあん)、雪月風花(せつげつふうか)
「霜」:秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)、飽径風霜(ほうけいふうそう)、露往霜来(ろおうそうらい)
「霽」:光風霽月(こうふうせいげつ)