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第53回「隊長のつれづれなるままに」(令和6年4月 第38回)

 

 新年度になり気持ちを新たにと思うのですが、この歳になると「もう、新年から三か月が経っているのか~。」と、時の過ぎる速さが年々早くなってることに驚いているばかりです。四月は入学式など、ピッカピッカの~ぉ一年生♪のように初々しい情景を思い浮かべますが、自衛隊は18歳から32歳の年齢差のある新入隊員が教育隊に入隊します。入隊式では音楽隊は、その式典で国歌「君が代」から始まり、任命、式辞、祝辞などを拝聴し、最後に海上自衛隊歌「海をゆく」を演奏して閉式となります。呉教育隊では、この式典を一般の方でも見学できるように、事前申込制でお知らせをしているようです。呉教育隊の外柵には、教育風景の写真と並んで式典見学のお知らせポスターが掲示されています。その内容は、呉地方隊のホームページにも詳しく掲載されているようです。
 「しき」とひらがなで書くと、式、士気、指揮、四季、子規などなど、パソコンで変換するといろいろな漢字が出てきます。式は、儀式・式典の音楽を担当する音楽隊として、士気は、士気高揚のための音楽演奏を主任務とする音楽隊として、指揮は、音楽隊長として演奏時に担当している役職として、四季は趣味のドライブや写真撮影など自分の生きがいとして、子規は、大和のふるさとが見える歴史の見える丘に正岡子規の記念碑があり、私の休日の散歩コースであったりと、自分がどのシーンに立っているかで思い浮かべる漢字(かんじ)が違うことに不思議な感じ(かんじ)を感じています。
 音楽の世界でも、写真の世界でも情緒はとても大切なもののひとつと感じています。音を聴いて心で感じる。目で見て心で感じる。意味や理由が解らなくても心に響くもの。日頃、楽曲分析や業務に関する規則等の確認をしていると、明白にしなければならないことも多く、自然と休みの日には、意味や理由が解らなくても心に響くものを欲している自分に気が付きます。四季の始まりを感じる4月。色も香りもにぎやかになるこの季節に、好奇心とカメラを携えて、今度はどこに行こうか?悩む日々が続いていきます。