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第52回「隊長のつれづれなるままに」(令和6年3月 第37回)

 

 逃げられた~。矢張り2月は逃げて行ってしまうのか~。今年は29日まであったうるう年なのに、矢張り逃げられた~。まぁ、しかし、29日があったお蔭で、肉を食べる機会が増えて嬉しかったことは否めませんが、矢張り、逃げられたことは憎(にく)いのでごじゃる。と御内裏様が言っていました。と書きましたが、御内裏様は、ずーっと、男性のお人形を指していると思っていましたが、最近、男女一対のひな人形であることを知ってしまったのでごじゃる。天皇・皇后(陛下)の姿に似せた男女一対のひな人形。と電子辞書を引くと載っていました。知らぬが仏と言いますが、ひな祭りでよく聞くあの歌の歌詞には???となりますが、このことは作詞家の記念館に行った時に、本人は大変悔やんでいたと資料(日記か手紙だったと思うが、記憶は定かではない。)に書いてあったのを見たような気がします(矢張り、記憶は定かではない)。
 趣味のドライブで旅先を探すときに、よく江戸時代からの建物などが保存されている地区を選ぶことがあります。この季節は、いにしえから伝わるひな人形が飾られていることも多く、その時代の表情や風格などを見ることができます。人形は顔が命。とCMで聴いたことがありましたが、まさしく作者や流儀、時代の違いといったものが大きく影響しているものだと感じた記憶があります。
 さて、ひな飾りを展示している会場では、あの「ひなまつり」の歌がBGMとしてよく流れています。五人囃子はすまし顔??とよくよく雛段飾りを見てみると、三段目にズラリと五人囃子が楽器を持って並んでいます。一人ずつよくよくみると、笛・小鼓・大鼓・太鼓と??の五人であることが分かりました。??は何をしているのか?と調べてみたら、地謡?とあり、初めて聞く名前で何をしている人なのか私には全くわかりませんでした。謡(うた)とは:節をつけ、声をのばしてうたう。とあり、地の謡と書くのだから何か歌を歌っているのだと思いますが、この時代の歌は「ひなまつり」ではないことは確かだと思っていますが、楽器の編成からすると、雅楽なのか神楽なのか、はたまた何かをお祝いするための特別な謡があるのか、ほんの少しだけ気になっています。スマホをいじると情報が出てくるのかな?とも考えましたが、再び、いにしえのひな人形を見に行った時に検索しようと思いました。
 あっ!五人囃子の笛太鼓~♪ 今日は楽しい ひ な 祭 り ♪(^^♪だった!